男性が育児休暇を取得するのにはデメリットが多すぎやしないか?

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パパの皆様は育児休暇取得ということを考えたことがありますか?
女性の育児休暇というのは最近では当たり前になってきたような感じがします。
私の周りでも「今育児休暇中だから~」なんて言葉を結構聞きます。

しかし、男性の育児休暇というのは本当に聞きません。
私の周りのでは、先輩が今の会社に転職する前に取得したことがあるといったくらいで、実際に知り合いでは一人だけです。

私も子どもが生まれましたので育児休暇について考えてみました。

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育児休暇を考えた理由とは

育児休暇を考えたとありますが、実際には頭によぎったということくらいです。
現実的に取得しようとするのは少し厳しいような気がします。

私は忙しい時では毎日終電間際ということで、子どもに接する機会がほとんどなくなってしまいます。

子どもが生まれて三ヶ月が過ぎましたが、一週間まともに子どもと接することができなかった期間もあります。
朝は寝ていますし、夜帰ったら寝ています。
仕事が忙しいパパは本当に子どもと接する時間がないのです。

土日があるじゃないかと言われるかもしれませんが、忙しい時は土日も出勤ということが頻繁に起こりますので子どもと接する時間なんて取れたもんじゃありません。

こういう一週間が度々発生すると子どもの成長を間近で見ることは本当に少なくなります。

ワークライフバランスなんて言われていますが、全く関係ないように感じます。

パパはそれでも家族のために働かなくてはなりません。
パパが倒れたら収入はなくなりますので、どんなにきつくても家族のために仕事に行くというのが生きていくうえの最低条件です。

もはや仕事に行くということが自分に課せられた任務のようで、それから脱出するためには自らレールから飛び出すということ以外ないです。

何が言いたいのかいうと、仕事が忙しすぎて子どもと接することができなければ、子どもの成長を間近でみることもできず、喜びも共有することが難しくなってくるということです。

それが男の使命だと言われたら頷くしか方法はありません。

そんなこんなで育児休暇について考えてみました。

男性の育児休暇取得率

女性の育児休暇の取得率は平成25年度調査では76.8%という結果がでています。
しかし、男性は2.03%という恐ろしい結果になっています。

女性は妊娠した場合、子どもを産むという必要がありますので育児休暇を取得するか退職するかという二つの選択肢にせまられます。

法律上育児休暇は取得できることになっていますので、このような高い割合で取得することが出来ているのでしょう。

もちろん男性も法律上は取得することができるのです。

しかし、残念ながら取得率は2.03%とかなり低い数字になっています。
それでも平成8年の0.12%からはかなり上がったということが見て分かります。

国は男性の育児休暇取得を推奨しており、男性が育児休暇を取得した際には企業に対して助成金を出しますよなんていう制度を新設しました。

企業もお金がもらえるし、社員も育児休暇が取得しやすくなるという活気的な制度です。

それでは国家公務員の男性育児休暇取得率を見てみましょう。

平成26年度に国家公務員の男性職員の育児休暇取得率は5.5%です。
ちなみにほとんどが短期育児休暇ということで5日程度だという結果もでています。
5日ではもやは育児休暇というより、子どもが生まれたから取得した有給みたいなもんです

全体よりも高い数字ですが、それなら国家公務員に転職しようとは絶対にならない数字です。

国家公務員がこのような現状ですので一般企業ではさらに厳しい状況であるというのがデータからでも一目瞭然です。

育児休暇取得パターン

それでは男性が育児休暇を取得するパターンを見ていきましょう。

1週間程度の育児休暇

子どもが生まれてすぐはママが思うように動けないため、パパが家事をするというパターンです。
もちろん子どもと接する機会は少しですが持つことはできます。
一番多く取得されているのがこのパターンではないでしょうか。
会社への復帰もしやすいため、経済的にも会社にもダメージが少ない取得の仕方です。

丸1年間の育児休暇

子どもが生まれて丸1年育児休暇を取得するパターンです。
ママが早々に会社へ復帰し、パパは育児をするという完全イクメンです。
ママがキャリア志向が強くすぐに働きたいという意思がない限りこのパターンの取得はなかなかないように感じます。

ママの方が給料が高いという場合はこのパターンを適用するのが多いのかと思います。

半年交代育児休暇

ママが始めに育児休暇を取得し、半年たったらパパが育児休暇を取得するというパターンですね。
こちらもママが働きたいという意思が強い場合に起こりうるパターンではないでしょうか。
理想のとり方と言えば理想のとり方です。離乳食の始まりと同じくらいの時期なのでパパでも食事の用意をすることができて育児にも効率的だと思います。

男性の育児休暇取得のデメリット

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もはやデメリットが強すぎてメリットが完全に薄れてしまっているという状況です。

メリットは言うまでもありませんが、子ども過ごす時間を作れるということ、そして自分を見つめなおす時間を作れるというところでしょうか。
子育ての難しさを肌で体験することで夫婦関係をよりよくすることができるかもしれません。

しかし、取得に関してはかなり多くのデメリットが存在します。

photo credit: No! via photopin (license)

給料が半減する

給料が半減します。
会社は育児休暇中に給料を払う義務はありませんので、給料を払わない会社がほとんどです。
しかし、それでは生活ができませんので、雇用保険に加入している会社員であれば雇用保険から半年まで給料額面の67%、半年以降は50%となります。

つまり今の給料から単純に考えて半減ということです。
さらにその間にも、健康保険と厚生年金の支払いが免除になりますが、住民税は支払いが必要になってきます。

現在カツカツでやっている我が家では給料の67%しかもらえないとなると、とてもやっていけるレベルではありません。
単純に生活がピンチという事態に陥ってしまいます。

出世ができない

育児休暇を取得すると出世がしにくくなります。
単純に考えて、育児休暇を半年ないし1年取得した人と取得してない人では出世のスピードは変わってくるでしょう。
こればっかりは職場の上司の考えや雰囲気によるものでしょうが、よっぽどできる人でない限り出世が遅れることになりそうです。

育児休暇を取得したせいで、生涯賃金に差が生まれてしまう可能性があります。
一生その会社に勤めるのであれば結構厳しい状況です。

私「育児休暇取得しようと思うのですが・・・」

上司「え?育児休暇?」

私「はい・・・」

上司「仕事はどうすんの?その間の収入は?」

私「え・・・っと・・・」

たぶん私が上司にその旨を伝えたらこんな風になると思います。
とても取得できる感じじゃありません。

私「育児休暇取得しようと思うのですが・・・」

上司「え?育児休暇?」

私「はい・・・」

上司「素晴らしい!なかなか取得する人がいなくてね。君がこの会社の育児休暇取得者の代表となって頑張ってくれよ」

私「はい」

上司「君が抜けた穴は大きいけど、会社そして君のために私も頑張るよ」

なんてことには絶対にならないのが現状。
というかなるはずがない・・・。

同僚に迷惑がかかる

一人抜けたことでその分の仕事は他の人に回ります。
すぐに穴埋めの人材が入ってくるわけでもないですし、同僚に負担がかかるのは間違いないです。
単純に申し訳ないです。

同僚には「あの野郎、この忙しいときに育児休暇なんかとりやがってふざけんなよ」と思われるかもしれません。
育児休暇を取得して喜ばれるということはないでしょう。

会社、同僚と全ての人に迷惑がかかるのです。

さらに1年後に復帰となると仕事に戻りにくいのが現状です。
「もう君いらないよ」なんていう現状が待っているかもしれません。

もはや恐ろしさしか残されていません。

終わりに

いかがでしたでしょうか。
私も本気出して考えてみましたが、育児休暇を取得するということは非常に難しいというのが現状だと思います。
男性の育児休暇が当たり前の国になってくれれば良いのですけどね。
男性でも育児休暇を取得したいという人は大勢いるはずです。

本当に子どもと向き合って成長を見届けたいパパが育児休暇を取得しやすい環境に変わってくれることを祈るしかありません。

しかし、それはあと何十年も先の話だと思います。
そして何十年か先に男性育児休暇取得が当たり前になった頃には私には関係がなくなっていそうです。

少しでも子どもの成長を見守っていたいのが親だと思います。
ママだけじゃなく、パパだって見たいのです。

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