役立つ知識

「仕事辞めたい」で検索した人へ伝えたいこと

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「仕事辞めたい」あるいは「会社辞めたい」で検索した人に読んでもらいたい内容になります。

きっと検索したのは会社に行く前のトイレの中、もしくは夜寝る前のどちらかではないでしょうか。
なんでそんなことがわかるのかって?
私がそうだったからです。

本気で仕事を辞めたいって思った人にしかわからない環境というのがあります。
本気で行きたくないという人にしかわからない気持ちがあります。

それ以外の人は今すぐこのページを閉じてください。

photo credit: On our way to Death Valley via photopin (license)

なぜ仕事に行きたくないのか

仕事に行きたくない理由は人それぞれですが、絶対的に共通している理由があります。

職場が辛い

これ一択なんです。
その中で

  • 人間関係が悪い
  • 仕事ができない
  • 上司にボロカス言われる

という理由があるため仕事に行きたくないという気持ちが発生してしまうのです。

「給料が低いから仕事を辞めたい」「仕事が面白くないから辞めたい」という方もいると思います。
このような理由の人はさっさと転職してください。
仕事に行きたくないという理由とは少しジャンルが違います。

それではまずはありきたりな要因から確認してみることにします。

人間関係が悪い

人間関係が悪いというのは単純に阻害されている感を感じるということです。
つまり仲間がいないんです。

人間関係が悪いと感じ、仕事に行きたくない気持ちにまでさせてしまうというのは自分が孤立してしまっているからです。

飲み会に呼ばれないくらいなら全然我慢できます。
もちろん良い気持ちにはなりませんが、職場はお金を稼ぐためにあるものというように割り切ってしまえば何とかなります。

ただ、人生の多くの時間を職場で過ごすことになるのだから少しでも良い環境で仕事をしたいというのが本音です。

実際にこのような状況になるのは何かしら原因があります。
その原因を突き止めることが改善につながりますが、「そんなこと考える気力がない」「原因はわかるがどうしようもない」これが本音だと思います。

仕事ができない

仕事ができないために様々な問題をまねいている可能性があります。

仕事ができないから上司、取引先にボロカスに言われる。
仕事ができないから職場の人間関係が悪化した。

仕事ができないことによってこのように行きたくない気持ちになってしまいます。

もしこれが原因で何とかしたいというのであれば、仕事に対しての気持ちを切り替えるしかありません。
すぐには周りの評価も変わらなくても時間が経てば解決できるものです。

参考 仕事ができない人が絶対にやっていない5つのこと教えます。

上司にボロカス言われる

仕事ができないから上司にボロカス言われるのであれば、あなたに問題があります。
これは意識を変えなくてはなりません。

しかし、仕事ができないわけじゃないけれどボロカス言われたり、関係が非常に悪かったりするということは非常に悩みの種です。

これ正直どうしようもありません。
人間は好き嫌いがありますので、好きになれというのも無理なことですし、嫌いにならないでということも無理なことです。

人が誰かを嫌いになるには必ず理由があります。
理由なしに人を嫌いになりなる人はいません。

あなたが悪いわけではない

上司も人間、あなたも人間です。

嫌いになられたらどうしようもありません。単純にあなたと上司が合わなかっただけということです。

私の体験談

いろいろと正論っぽい戯言を並べてみましたが、私は仕事に行きたくありませんでした。
本当に限界の一歩手前まできていたと思います。

私が仕事に行きたくないと体で感じたこと

  • 夜眠れない
  • ご飯が食べれない
  • 人と話すことがなくなった
  • 胃が痛い

一番ひどい時でこのような症状が現れました。
人って簡単に鬱になることができるんだと本当にしみじみ感じた期間でした。
会社に行けなくなる本当に一歩手前だったと思います。

夜眠れなくなったことがありますか?
ただ眠れないというのではありません。
胃が痛くて朝が来るのが恐ろしいんです。

このまま時が止まればいい。
私は本当にそう思っていました。

そして朝ごはん、昼ごはんを食べることができなくなりました。
夜ご飯は少しでもお腹に入れようと食べる努力をしましたが、通常に比べると半分以下だったと思います。

せっかく早起きして弁当を作ってくれた嫁にも「ごめん食べれなかった」と。
もうダメかもしれないと思っていましたし、ダメになった方が楽なのかもしれないとも思いました。

家で育児をしている嫁が羨ましくなりました。
会社に行かなくて子供と過ごしているだけで良いなんて、なんて幸せなんだ。
こんなこと言ったら絶対に嫁に怒られますが、仕事に行くより育児の方が絶対に気が楽だ!と思う日々が続きました。

もちろん授乳があるため睡眠もろくにとることができない状況で、子育てのことを一生懸命勉強し、神経すり減らしながら育児しているのもわかっていました。
子供のためならいくらでも努力する姿は本当に素晴らしいですが、仕事に行かなくて良いなんて羨ましいという気持ちでいっぱいでした。
むしろ当時は嫁の辛さを考える余裕もなく、ただ家にいることができることに対して羨ましいという気持ちだったのです。

同じ会社の人でうつ病になったことがある人の話

「自分でうつ病ってわかった時っていつですか?」

今思えばなんて浅はかなことを聞いてしまったのだろうと思いますが、その時はお酒が入っていまし、すでに復活していましたのでその人も軽く答えてくれました。

「地下鉄から外に出る階段を上がることができなかった。」

この瞬間に私はもうだめだって思ったそうです。

動悸、吐き気、胃の痛みが一斉に襲いかかり、職場に向かうこと自体が無理になったようです。

わかるようでわかりませんでした。
自分がこの領域に達していなかったのでしょう。
私にも上の3つが同時に襲いかかってきましたが職場へ向かいました。

嫁がいる。
子供がいる。

私がダメになってしまったら一体どうなってしまうのだろう。

苦しくても職場に行った。

飯が食えなくても職場に行った。

胃が痛くても無心で仕事をし続けた。

あと1つでも何かが重なったら私は絶対にダメになっていただろうと。

なぜ私が行きたくなくなったのか

私が仕事に行きたくない理由は上司との人間関係が非常に悪かった、職場の雰囲気に耐えられなかったから。

本当にこれだけで仕事に行きたくなくなってしまいます。
人って本当に単純で弱い生き物だと痛感しました。

人間関係が悪くなった原因は正直わかりません。
これかなって思うところはいくつかありますが、どれもこれも決定的ではありません。
単に私がそう思っているだけで実際にはわかりませんが。

体験談1

上司との人間関係が悪いと本当に最悪です。

することなすこと小言を言われました。
1年前はもらえたはずの印鑑がもらえないという事態にも陥りました。

作り終えた資料も本当に小さいことでやり直し。
これに関しては私にも落ち度がありますが、「え、こんなことでやり直しなの?」
本当に疑問でしかありませんでした。

雑用を頻繁にさせられます。
これに関しては別に良いのですが、明らかに私だけというレベルで雑用を強いられていました。
後輩を通り越えて私に飛んできますので本当に意味がわかりませんでした。

仕事に関して何かを直接言われることに対してストレスが溜まっていたのではないような気がします。

体験談2

女性が比較的多い職場でした。

陰口が多く、裏で何を言われているかわからないような状況でした。
見た目の雰囲気は明るい職場ですが、実は仲が非常に良くない。

協力して何かをやるという状況になれば文句ばかりで息苦しかったです。

私にとっては二度と戻りたくない職場です。

ちょっとしたミスで少しでも迷惑をかけようものならば罵声を浴びせられます。
その後もネチネチと文句を言われるため、仕事に関しては皆なるべく丁寧にこなしているのが現状でした。

とにかく息苦しい。

それだけしか記憶にないくらいです。

多分この職場にいることで3年くらいは寿命が縮まったのではないかと思います。
これは決して大げさではないと思います。

こんなところで人生を終わらせたくないと思いながら仕事をしていました。

逃げ道を作る

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逃げ道を作るという言い方はカッコ悪くて嫌かもしれません。
しかし、逃げ道を作るということは生きて行く上で必ず必要なもので、なくてはならないものです。

これから逃げ道とは何のかを説明していこうと思います。

photo credit: Hiking in Patagonia via photopin (license)

解決方法を考える

そもそも仕事に行きたくないと心が思った時点で解決することは少ないです。
現状のままでは解決方法なんてないと思った方が良いです。
行けば行くほど辛くなります。

だから逃げ道を作らなくてはならないのです。

逃げ道とは

逃げ道とは何なのか。
言い方は悪いですが、逃げ道とは必ず必要なものです。

逃げ道とは意識を分散させることです。

今は仕事という1つのくくりの中で生活しています。
悩んでいるといことは仕事以外に意識が向いていないということです。

1つ例を出します。

今すごい仕事に行きたくないと思っていますよね?
しかし、これならどうですか。

「今日仕事に行ったら100万円あげるよ」

と言われたらどうしますか?絶対に行きますよね?

なぜ行こうと思うのですか?

決まってます。100万円もらえるからです。

今までは仕事に行くということに意識が向いていたので行きたくなかったわけです。
しかし、100万円もらえるならどんなに嫌なことでも我慢できますね。

これは意識がお金に向いたからなのです。

上司や取引先にボロカス言われても、いくら仕事ができなくても、職場の人から嫌われていても関係ありません。
1日仕事に行けば100万円もらえるのなら絶対に行きます。

これは極端な例ですが、意識を違う方向に向けてしまえば良いのです。

意識分散の方法

「確かに意識を分散させることによって仕事に行くのが苦痛ではなくなるのはわかったけど、どうやって分散させるのさ」とお思いの方も多いでしょう。

仕事に対して意識を分散させる方法は大きく分けて3つあります。

  • 人生の中で仕事を一番にしない
  • 自分で稼ぐ力を身につける
  • 転職を考える

要するに今の仕事がどんなに嫌でも意識を違うところに向けておいてしまえば良いのです。

人生の中で仕事を一番にしない

仕事以外に趣味ややりがいを求める方法です。
単純ですが、趣味にはまることができれば趣味に生きがいを求められるようになります。

私の先輩でも趣味に人生を捧げている人がいます。

その人の趣味はサーフィンスノボです。
毎日仕事の前に海に行きサーフィンしてから職場に行きます。

夏には仕事が終わって日が暮れるまで海にいるような人です。
冬は有給を使いまくってあちらこちらにスノボに行っています。

仕事に対してのモチベーションは限りなくゼロに近いですので上司や同僚の評判も限りなく悪いです。
仕事はできない人です。
できないと言うより仕事をしないのです。

しないと言っても最低限の仕事を適当にするだけですので労力も使っていません。
上司にも見限られていますので仕事の配分も少ないですし、簡単なものばかりです。

「俺は仕事はできないが、人生は楽しいぞ」と行って私を海に連れて行ってくれたりしました。
私もサーフィンをしていましたのでよく一緒に海に行ったものです。

クビにならない限りこの人は人生を謳歌し続けるのだろうと思いました。

会社からしたらどうなんだと思ったりもしますが、こんな生き方もできるのです。

ここまでの領域に達するのにはまた違った勇気も大切なのでしょうが、意識の分散という見方からすればとてもうまい人だと思います。

趣味を見つけるということは人生を楽しむためには必要なことです。

関連 意外と暇だった!社会人から始めるオススメの趣味やサークル10選

自分で稼ぐ力を身につける

自分で稼ぐ力を身につけてしまえば仕事でいくら辛い気持ちになろうとも関係ありません。
いつでも仕事を辞めることができるまで稼ぐ力があれば気持ちは全く違うでしょう。

稼ぐ力とはどこに行ってもすぐにお金を生み出すことができる力です。
技術系のスキルを持っている人は例えどこに行っても需要さえあればすぐにお金を生み出すことができます。

今何もスキルがないという人もいるでしょう。
今の仕事がなくなったら生きていけなくなる人もいるでしょう。

それなら自分の力だけで生きていけるスキルを身につければ良いのです。
お金になるスキルを身につけるということは非常に難しいことですが、本気で仕事を辞めたいと思っているならば新しいスキルを身につける努力もできるはずです。

しかし、即効性がありませんので今すぐに辞めたいということからは現実身がないというのが現状です。

私は技術系ではありませんので特に稼ぐことができる資格やスキルを持っているわけではありません。
強いて言うなれば学生時代にギター教室の講師として雇われていた経験がありますのでギターを教えるということならできるかもしれません。
しかし、これだけで生活してくのは無理です。
そもそもギターを弾かなくなってしまったので現実的には厳しいでしょう。

現実的に考えて非常に厳しいのです。
難関な資格を取得しても資格だけで食べていけるご時世ではありません。

現実的に厳しいけれども、稼ぐことができるスキルを身につけるための努力は意識の転換になります。
稼ぐための努力に意識が向けば仕事に対しての気持ちはすごい楽になります。

「いつかやめる。ここに長い間いることはない」

意識の分散は気分を保つために非常に大切なこと。
いかに仕事に全ての意識を向けないことが心を保つ秘訣だと私は考えます。

転職を考える

転職を考えることが一番現実的な解決方法です。
今の会社で神経をすり減らしているのであればその会社には長くいる必要はありません。
一番大切なのは心をダメにしてしまわないことです。

転職サイトに登録して仕事を眺めているだけでも気分は変わります。
私がそうでした。

こんな仕事もある、今の仕事のスキルを活かすことができる仕事があるというように今まで目も向けていなかった世界を覗くことができます。

実際に転職するしないに限らず、いつでも転職できる準備をしておくことは非常に心に良いことです。
一つの仕事にとらわれないという意識の分散をすることができます。

今の仕事が必ずしも自分に合っているとは限りません。
悩んでいるということはマッチしていない可能性も十分にあります。

この記事をここまで読んでいただいているということはまだ心に余力はあります。
私が一番辛かった時はネットを見ることすらしていませんでしたし、心にそんな気力はありませんでした。

「まだやれる」と心に負荷をかけることよりもまずは意識の分散を図って見ることの方が大切かもしれません。
いつでも辞めれる準備をしておくこと。
やるべきことはまずは一歩踏み出してみるということです。

私が行ったこと

いろいろと書いてきましたが、実際に私は上の3つ全て行いました。
趣味に没頭するというのが私の場合はゲームでしたが、意識の分散を図る上では非常に良い効果をもたらしてくれました。
仕事が終わって夜の23時くらいから2時くらいまで無心でゲームをしました。

でも一番効果があったのはやはり転職サイトに登録して求人情報を眺めている時でした。
こんな仕事もある、あんな仕事もあるんだと自分の中でゆとりを持つことができました。
本当に悩んでいる人はとりあえず登録だけでもして、求人を眺めてみて下さい。
よくわかりませんが、私の場合は救われた気がしました。

実際に私の場合、部署異動の話が舞い込んできましたのでなんとか仕事に行くことができました。
これも言ってみれば意識の分散です。
新しい部署に行くことができるからもう少し我慢しようということで気持ちを保つことができました。
これが新しい会社になっても一緒です。
気分は必ず変わります。

今の悩みなんて1年後には忘れています。
あなたは1年前の悩みを覚えていますか?
時が過ぎれば昔の悩みなんて当時に比べたら本当に大したことではありません。

今の悩みは今しか解決する方法がありません。
もしかしたら時の流れに任せていつかは解決するかもしれませんけども時間がかかります。
今悩んでいるのであれば、あなたが動かない限り解決する方法は限りなく低いです。

小さいことからで良いです。
自分のために何かを始めたということが意識の分散につながります。
まずは一歩、自分の力で踏み出してみることを私は強くお勧めします。

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