『働く君に伝えたい「お金」の教養』知らないと損するお金の知識

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お金に関してどれくらいの知識があるでしょうか。
実際にお金の知識と言われてもピンとこないのが現状です。

会社に行って働いて、帰ってご飯を食べて、ほんの束の間のリラックスタイム。
休みが待ち遠しい平日を過ごしているだけでは気づかないことが沢山あります。

もし、お金にとらわれることなく生きていくことができたらと思うことはありませんか?

働く君に伝えたい「お金」の教養 人生を変える5つの特別講義』には学校では教えてくれないお金について書かれています。

本書のゴールは

お金のことで死ぬまで不安に思うことなく、楽しく生きていけるようになること。  お金に支配されることなく、お金を支配できるようになること。

になります。

生きていく上でお金からは目を背けることができません。
しっかりと理解しておくべきことが沢山あります。

本書は、騙されずに賢くお金と向き合っていく上で知っておべきことを丁寧に解説してくれている良書になります。

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理解しておきたいお金の知識

本書ではお金について「知る」「使う」「貯める」「殖やす」「稼ぐ」というテーマに分けて解説してくれています。

著者の出口治明さんはライフネット生命保険株式会社代表取締役会長兼CEO。
開業前は日本生命で企画部や財務企画部にて経営企画を担当するお金のプロです。

知る編

「そもそも、なぜメディアは不安ばかり煽るのか?」を考えてみましょう。 答えは簡単。不安を煽るほうが商売がしやすくて、「儲かる人」がいるから。それだけのことです。

不安になれば、まじめな人ほどなんとかしようと行動する。そのまじめな人の行動の先には、必ず「儲かる人」がいる。

人の不安は儲けのネタということです。

「年金制度は今後どうなるかわからない、自分の身は自分で守るために資産運用をしましょう」と金融機関の営業マンに言われたとします。

「毎日お金と向き合っている金融機関の営業マンが言うのであれば間違いない、確かに年金制度は今後どうなるかわからない。」

そう思ってしまうのはやはり知識がないからだと著者は言います。

国債を発行できる限り国は破綻しないし、大手金融機関は資産の2〜4割は国債です。
国債が紙くず同然になると、国が破綻する前に金融機関が破綻します。

リスクで考えると金融機関にお金を預けている方が高いのです。

自分で考える癖をつけることが騙されないための秘訣であり、損をしないための基礎でもあるのです。

お金に苦労する人は、データを見ず、自分で考えない人です。 お金に振り回される人は、考えても仕方がないことを考える人です。 お金で損をする人は、与えられた情報を鵜呑みにする人です。

使う編

お金の大原則「財産三分法」は「財布」「投資」「預金」だと言います。

「財布」は食費、日用品、数日間生活できるだけのお金。

「投資」恋人へのプレゼントや習い事、株というように使い方は自由。

「預金」財布への補充と貯金。

給与をこのように3分割して管理していくことが最も効率的な管理の仕方だそうです。

このようにお金を管理して初めて使い方があるのです。

20代のみなさんに強くお伝えしたいのは、お金は、人生を楽しくするための手段、ツールであるということ。つまり、お金そのものに価値があるのではなく、何かと交換したときに、はじめて価値が生まれるということです。交換しないまま、使わないままに置いておいても、価値は生まれません。

貯める編

まずは〇〇円貯めるというよりは毎月お金が入ってくることが大切であり、貯金は万が一に備えるセーフティネットだと言います。

著者は生命保険会社の社長さんですから、この章では保険について詳しく説明してあります。
ライフステージによって加入すべき保険内容や考え方などが述べられています。

保険のことについて詳しく知りたいという方はこの章だけでも読むことで頭の中がスッキリするのではとも思います。

20代の最大のリスクは働けなくなること。最低限の貯蓄をしつつ就業不能保険で備えよう。

殖やす編

やはり投資の話になります。

おすすめの投資方法等の話もこの章の後半で出てくるのですが、私の心に一番響いたのは「自分への投資」です。

投資には2種類あります。「自分への投資」と「お金(金融商品)への投資」です。
じつは、僕がほんとうに伝えたい投資の基本は、「自分への投資」。
自分自身への投資をしなければ、みなさんが生涯で稼ぐであろう2億円は、一生2億円のままでしょう。

自分への投資は、勉強をしたり、資格を取ったりするだけではありません。自分を賢くし、結果として人生の選択肢を増やすものは、すべて投資です。

人生の選択肢を殖やすために大切なのは自分へ投資だということです。
投資となると株式の話になるのかと思いきや、著者が一番おすすめするのが自分への投資だというのです。

自分への投資をすることで人生に多くの選択肢を持つことができます。
確かに経験に勝るものはありません。

私がこの本を読んで一番心に響いたのはこの章です。

多くの選択肢の中から自由に、そして好きなように選択すためにも自分への投資の価値はお金に変えられないくらい大きなものだということをしみじみと感じました。

恐怖心から投資を避け、1の価値を1のまま享受し続けるほうが、むしろリスクなのです。

稼ぐ編

あたたかい寝ぐらがあり、毎日ふつうにごはんが食べられて、ある程度のおしゃれもできる。こういった条件が整うまでは、お金をより多くもらうことが優先されるべきです。「衣食住が満たされるまでは、お金がすべて」。そう言い切ってもいいでしょう。

とにかくお金を稼ぐことは能力であるということです。
スキルがあればお金を稼ぐことができるし、なければ稼ぐことはできません。

そして、大切なのは一生稼げる力を身につけるということです。

価値さえ生み出し続ければ、何歳になっても、食いっぱぐれることはないということです。

先ほどの4章とも繋がっていることですが、自分への投資は稼ぐ力を高めることもできます。
もし自分の能力がうまく発揮できないのであれば、転職するということも選択肢に入れるべきであると著者は言います。

「『置かれた場所で咲きなさい』というけれど、置かれた場所に満足してそこで咲くことばかり考えず、咲けないとわかったら、場所を変えればいいじゃない」

価値を生み出す方法を自分自身でしっかりと考えること、そして見つめ直すことで仕事のあり方も変わってくるのではと思います。

終わりに

まず本書を読んだ率直な感想は役に立ったということです。
お金について知っておかなくてはならない知識を例を出しながら、これでもかってわかりやすく解説してくれています。

学校では決して教えてくれないお金の知識。

この本にめぐり会えて本当に良かったです。
できれば20代のうちに読んでおきたかったです。

お金の知識に自信がない人は読んでおくべき本です。
騙されない人になるために、自分がどう考え、どう行動すればよいのかを手助けしてくれます。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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