iPhoneで写真を撮りますか?
私は結構な写真を撮ります。
ふとした瞬間の子供の写真を多くとるため、いつもデジカメで対応することができません。
やはりそうなるとiPhoneで写真をパシャりとすることが多くなります。
iPhone6sのカメラは本当に綺麗に撮ることができます。
デフォルトのカメラアプリでもかなり綺麗に撮ることができますのでカメラアプリなんていらないという人も結構いると思います。
ちょっと待った!!
カメラアプリを使うことで今までの写真撮影が大幅に変わりますので是非とも使うことをお勧めします。
今回はオススメのカメラアプリをご紹介しようと思います。
必要な機能
iPhoneのデフォルトカメラアプリで撮影をする場合、選択できる機能としてズームがあります。
しかし、言ってみるとズームしかありません。
明るさの調整もシャッタースピードも選択することはできません。
一応レンズの種類は選べるようになっていますがこれだけじゃ物足りないのが現状です。
だからと言って闇雲にカメラアプリを使うと画質が下がってしまうという悪循環に陥ってしまうのでうまくカメラアプリを使う必要があります。
次に上げる2つの機能がないアプリははっきり言って論外です。
デフォルトカメラアプリを使った方がよっぽどましなので気をつけてください。
シャッタースピード
撮影をする際にシャッタースピードというのは非常に重要になってきます。
よく写真がブレてしまうといった現象はシャッタースピードが少なからず影響してきます。
シャッタースピードとは簡単に言うと撮影する際にシャッターが開いている時間のことです。
シャッターが開いている時間が長ければ長いほどブレやすくなります。
が、しかしこの時間を利用して流動的な写真を撮影することもできます。
逆にシャッタースピードが短ければ短いほどブレにくくなります。
撮影する際に開いているシャッターの時間が短くなりますのでブレずに撮影しやすくなります。
もちろんシャッターの開いている時間が短いので流動的な写真ではなく静止画の写真になりやすいです。
iPhoneで写真を撮影する際はこのシャッタースピードを変更できる機能は欲しいところです。
シャッタースピードを上げすぎると画像が暗くなってしまいますので、そこは少し意識しておくと良いと思います。
ISO感度
ISO感度とは光をとらえる能力のことです。
iSO感度を変更できる機能が付いていれば暗いところでも明るく撮影することが可能になります。
ISO感度を上げることで光をとらえる能力が上がりますので暗闇でも撮影に対するストレスが少なくなります。
しかし、数値を上げすぎると画質が落ちてしまいますのでそこは注意が必要です。
オススメのカメラアプリのラインナップ
上記の機能が備わっていないカメラアプリは正直必要ありません。
無料アプリでフィルターなどに好みがある場合は別ですが、少しでも自由に写真を撮ろうと思ったら上記の機能が備わっているカメラアプリを使うことをオススメします。
ProCamera
iPhoneで写真を撮影しようとする際に欲しい機能は全て備わっています。
シャッタースピード、ISO感度の調整を手動で行うことができます。
こちらが撮影画面です。
上の赤枠でシャッタースピード、ISO感度を手動で変更できるようになります。
タップを行ったら下の赤枠で任意の値に変更すればオッケーです。
何も変更を加えなくても撮影時の光具合等を感知し自動で最適化を行ってくれています。
ちなみに上の青枠はEV値を変更できます。
このアプリの中では明るさを変更するために使います。
EV値を変更すると自動でシャッタースピードやISO感度を変更してくれるので単純に明るさを調整する時に使うものになります。
普段使いで明るさを調整したい時はこのEV値を変更して明るさを調節すれば暗いところでも明るく撮影することができます。
EV値を変更すれば、ISO感度やシャッタースピードが自動で良い感じに変更されますのでこのくらいの違いは出ます。
ブログ用に違いを分かりやすくしているため、結構明るく調整していますので白の部分は色が飛んでますが、標準アプリよりはだいぶ良くなっていることがわかると思います。
今度はシャッタースピードを変更して撮影してみました。
ちょっと例がわかりにくいですが、水の動きを見てください。
シャッタースピードが遅いと水は流れているように見えますが、シャッタースピードを上げることで水の動きは止まって見えます。
もう少しシャッタースピードを上げることで水の流れが粒に見えるようになります。
しかし、画質も悪くなりますので限度はこれくらいか、もう少し上げるくらいになるでしょう。
動いているものを撮影する場合はシャッタースピードの変更ができるカメラを使わないとブレが生じます。
iPhoneでもこのくらいの違いを出すことができますので動いているものを撮影する際は標準アプリは避けるようにした方がベターです。
この他にもProCameraには編集機能も備わっています。
写真を撮影した後に編集を加えることもできますので非常に使い勝手は良いです。
Camera+
こちらもお馴染みの人気カメラアプリです。
ProCameraかCamera+のどちらかをインストールしていれば問題ないと言われていたアプリです。
こちらのアプリもシャッタースピードやISO感度を調整することが可能です。
ただProCameraよりは値の幅が若干狭いです。
ほとんど影響はないのであまり気にすることはないでしょう。
撮影画面はこのような感じになります。
下の赤枠でシャッタースピーどやISO感度を変更していきます。
このアプリの良いところは手動で変更できるということ以外に自動で最適化してくれるという機能を備えているところです。
赤枠の一番左のAUTOをタップすると光の具合等の状況を自動で最適化してくれます。
何も設定しなくてもアプリが一番ベストだと思われる状態に持ってきてくれるのでいちいち設定をする必要もありません。
さらにフォーカスを手動で調整できる機能も備わっています。
このようにフォーカスを手動でも変更できます。
標準アプリや他のアプリでもフォーカスの変更はできますが、手動ではできません。
手動で変更しなければならない機会はあまりなさそうですが、機能として備わっているということです。
ProCam 3
このアプリはHDR撮影も可能です。
ProCameraもうち課金制でHDR撮影可能ですが、このアプリは買い切りで初めからHDR撮影が可能です。
撮影画面はこのような感じになります。
機能面でいうと内課金なしで紹介する中で一番できることが多いアプリになります。
多機能すぎて使いこなすまでに時間がかかりそうです。
標準アプリのHDRとProCamのHDR撮影を比べてみました。
ProCamの方がコントラストが鮮明に出ているのがわかります。
正直好みの問題かもしれませんけど。
なかなかいい感じです。
KitCamera
このアプリもできることは非常に多いです。
HDR撮影もできますし、ビデオ撮影も可能です。
一つ持っていたらなんでもできてしまうのがこのアプリの良いところです。
撮影画面はこのような感じになります。
機能面ではそれなりに豊富ですが、初期設定画面が他のアプリに比べて暗いため設定をしっかりとする必要があります。
さらに設定幅も他のアプリに比べて狭いため写真を明るく撮ろうと思ったら若干の画質の劣化が起こります。
値段相応の機能幅になりますので幅広くカメラアプリの機能を使いたい人のためには良いかもしれません。
レンズやフィルターも選択できますので色々楽しめるという点では良いのかと思います。
NightCap Pro
アイコンや名称からして暗い場所専用のカメラアプリのようですが、シャッタースピードやISO感度の変更の幅はかなり広いです。
通常時も問題なく綺麗に撮影することが可能でわかりやすい操作画面なので使い勝手も良いです。
操作画面はこのような感じになります。
各項目に合わせてなぞるだけで各項目の値を変更することができます。
夜の撮影時にはさらに効果を発揮することができます。
このような感じで夜でも設定が可能です。
昼間に使うのも夜に使うのもどちらもしっかり対応している優れものです。
Camera360
今回紹介するアプリで唯一無料のアプリです。
購入するのはちょっとと思う人はこのアプリをインストールしてみましょう。
機能面では有料アプリに劣りますが、シャッタースピード等も変更できますのでそれなりに使い勝手は良いです。
さらにフィルターもたくさんありますので用途に合わせてフィルターを使い分ければ問題なく使うことができます。
無料カメラアプリの中ではかなり優秀なアプリです。
撮影画面はこのような感じです。
少しポップすぎますが、使いがっては悪くありません。
おすすめランキング
それでは紹介したアプリの中からおすすめベスト3を発表します。
機能、使いやすさ、質を考慮して選んでみました。
これから紹介するアプリを持っていればiPhoneで写真を撮影する上で困ることはほとんどないでしょう。
第3位
第3位はこのアプリです。
値段もそれなりに安く、使い勝手も抜群です。
3位になったのは動画撮影ができない点、細かい設定をするまでに少々時間がかかることです。
画質に関しては他のアプリに劣りませんし、使い慣れたら使いやすいアプリです。
昔から人気のカメラアプリになります。
第2位
使いやすさ、機能全てにおいて素晴らしいアプリです。
動画撮影も可能です。
私自身ProCameraを使う機会が非常に多いです。
写真を撮る際はいつもこのアプリを起動させて撮影しています。
本当に困ることはないです。
ただ唯一の欠点がHDRやLowLighモードにする際は課金が必要だということです。
それさえなければ間違いなく1位に輝いていたアプリです。
これからも愛用させていただきます。
第1位
ProCameraと悩んだ結果こちらが1位になりました。
こちらは標準装備でHDR撮影が可能です。
この点が大きかった。
普段はHDR撮影をすることはほとんどありませんが、ついているというだけで評価は高いです。
撮影画面もProCameraと似ていますので使い勝手は非常に良いです。
さらに著作権表示も自動で入れることができます。
あまりカメラアプリにはついていない機能ですので、ブロガーにはありがたい機能かもしれません。
HDR撮影機能が欲しければこのアプリ、特にいらないのであればProCameraかCamera+が良いのかなという印象です。
個人的はProCameraが使いなれているのでProCameraを押しますけどね。
ランキングに入っている3つのアプリは全て日本語対応ですので安心して使うことができます。
写り的にはあまり大差がないので上記の3つのものであれば好きなものを使えば良いと思います。
番外編
今まではカメラとしての使いやすさや写真で比較して紹介をしてきましたが、特別な用途にだけ使えるカメラもありますので番外編としてご紹介します。
OneCam
シャッター音が鳴らないカメラアプリです。
写真サイズも変更することができて使い勝手は非常に良いです。
子供の寝顔や飲食店での料理撮影など、シャッター音を鳴らしたくない場合に使うカメラです。
実際にこのカメラの使用頻度も非常に高いです。
音が鳴らないというだけで非常にありがたいものです。
画質も落ちることはありませんので安心して使うことができます。
追記 2017/1/10
少し前まではOneCamも素晴らしいカメラアプリだったのですが、現在ではMicorsoftが素晴らしい無音カメラをリリースしましたのでこのアプリの出番はもはや無くなってしまったと言っても良いかもしれません。
このカメラアプリがリリースされてからはこちらのアプリを一時期メインで使用していました。
無音かつ高画質です。
撮って出しの色合いが非常に好みなので使用していました。
無音カメラはこのカメラで問題ありません。
さすがMicrosoftと言ったところです。
しかし、カメラで撮影しているのに謎に4秒動画になってしまうことが多々ありますのでそこがいただけない。
機能的に動画になるのでしょうが、動画から写真にするには手間もかかりますのでこの機能は正直いらないです。
これさえ改善されればトップクラスのカメラアプリになることは間違いないと思います。
とりあえず無音カメラにお金を出すのであれば、このカメラをインストールしておきましょう。
Relight
明るい場所で写真を撮る際に非常に効果を発揮するアプリです。
とにかく鮮明な写真を撮ることができます。
昼間だけじゃなく夜バージョンのフィルターもついていますので幅広く使うことができます。
どうでしょうか。
鮮明さが浮き出ているのがわかりますね。
夜も同じような感じで撮影できますので手軽に鮮明な写真を撮りたい方にはかなりおすすめできるアプリです。
数値でシャッタースピードやISO感度を操作できないので番外編としましたが、このアプリは使い方によってはかなり使えます。
写真の写りに好き嫌いがありますので、上記の写真で確かめてみてください。
Night Photo
完全に夜撮影に特化したアプリです。
手軽な操作で一瞬で撮影できます。
スライドバーを移動させるだけで明るさを調整できますので素早く写真を撮りたい方にはオススメです。
明るさだけでなく、色合いも調整できるのが魅力の一つです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
結構カメラアプリは種類がありますのでどれを使ったら良いのか悩んでいる方も多いでしょう。
紹介したアプリは全ておすすめできるものですので用途に合わせてインストールしてみてはいかがでしょうか。
カメラアプリの中にも編集できるものもありますが、編集はやはり画像編集アプリを使った方が見栄えは良いです。
編集まで考えているのであれば編集できるアプリを使うことをおすすめします。