結婚式を挙げる予定の方で謝辞の心配をしている方は多いと思います。
新婦と違って新郎はウェルカムスピーチ、謝辞と最初と最後に挨拶が待っています。この挨拶があるために新郎は結婚が迫るにつれて悩みが大きくなります。
それでは謝辞で絶対に失敗しない方法を公開したいと思います。
謝辞の失敗パターン
謝辞を行う上で、失敗と言われるのがこの2つになります。
- 飲み過ぎて呂律が回らなくなる
- 緊張しすぎて喋ることができなくなる
私が見てきた結婚式での謝辞失敗はだいたいこの2つですね。
ようするに謝辞をまともに喋ることができないという状況になることが失敗と言われるものになるでしょう。
聞いてる側からしたら本当に最悪です。職場の上司や同僚、そして親族に合わせる顔がありません。
こうなってしまうことは絶対に避けなければなりません。
それではどのようにしたら失敗しないのかということを考えていきましょう。
失敗しないために
失敗しないためには準備が必ず必要になります。
まずは2つの方法をご紹介していきます。
文章を完全に丸暗記する
オススメ度 ★★★★☆
安定感 ★★★☆☆
伝わり度 ★★★☆☆
今や「新郎 謝辞」でググると定型文がたくさんでてきます。さらにプランナーさんに言えば定型文をもらうことができますので、その文章に少し手を加えて丸暗記するようにしましょう。
見ないで言えるようになることが大前提です。
さらにお酒を飲んだ状態でも言えるようになればまぁ、大丈夫でしょう。とにかく声に出して読む練習を永遠と1ヶ月くらい続けて下さい。
たいていの人がこの方法で謝辞をのりきっています。とにかく暗記して喋りましょう。アドリブを入れることができれば良いですが、アドリブを入れなくても定型文を喋っていますので忘れない限り失敗はありません。
この方法を実践するのであればとにかく暗記することです。練習は必須ということです。
全て忘れてしまったというときのためにポケットにカンペを準備しておけば、いざという時は見ればいいわけです。
紙を見て読む
オススメ度 ★★☆☆☆
安定感 ★★★★★
伝わり度 ★★☆☆☆
先程の定型文を紙に書いて、それを披露宴でもそのまま読むというスタイルです。あまり多くはありませんが、必ず失敗はしません。なんとかなります。ただ気持ちが伝わるかといえば、丸暗記に比べるとそうでもありません。
あまりオススメはしませんが、絶対に失敗したくないという人や、暗記するのが苦手という人は試すのもありかと思います。
もしあなたが少し長いけれど、とても素晴らしい文章が書けるのであればこのスタイルでもかなり様になるのでしょう。
失敗しない方法としてあげられるのがこの2つではないでしょうか?
これじゃなんの解決にもならないという方もいると思います。
そんな人にも最後の手段がまだ残されています。
今の気持ちを述べる
どうしても紙を見て読みたくないという人のために、最終手段がのこされています。
披露宴最後の新郎の謝辞で今の気持ちを述べて下さい。大抵の人は来ていただいた人への感謝の気持ちでいっぱいになると思います。そして、今この瞬間の幸せがあることに対して新婦と新婦家族への気持ちもこみ上げてくるでしょう。そして同時に自分の両親への気持ちがこみ上げてくるのではないでしょうか。
とにかく、この気持ちを喋るということでオリジナリティーも出てきますし、アドリブ感も伝えることができます。
あくまでその場で感じたことを喋ればいいのです。
挨拶をしていただいた上司や余興をしてくれた友人への感謝の気持ちなどを述べてみてください。これだけで本当にオリジナリティーがでますのでもう失敗はありません。
緊張していてうまく喋れなくても大丈夫です。とにかく感じたことを喋るようにしましょう。自然と感謝の気持ちが言葉になるはずです。
頭が真っ白になってしまった時は、今の気持ちを喋ればいいということをどこか頭の隅において置いてください。これだけで気持ちが楽になります。
頭が真っ白になった時は「今の素直な気持ちを述べさせていただきます」という言葉から気持ちを喋りましょう。
注意点
気持ちを述べる際にも謝辞のしめ方はしっておきましょう。
終わりよければ全て良しです。
一般的な占め方としては
「まだまだ未熟な二人ですが、これからのご指導、ご鞭撻のほどよろしくおねがいいたします。本日は誠にありがとうございました。」
これだけ言ってしまえば終わりということが分かりますし、綺麗にしまります。
最後の締め方だけはお忘れなく!
考察
気持ちを喋るということもいざ本番となったら言葉がでてこないかもしれませんので、ある程度は何を言うか考えておいたほうがいいでしょう。感謝の気持ちを喋ってしまえばいいのです。
紙を見て読みたくないという人の最終手段がこの方法です。
自分がどのスタイルで謝辞をするのかを決めて披露宴にのぞんでいただければと思います。
努力なしで何とかなるものではありませんので、事前に準備をして納得のいく披露宴にしましょう。
最後は心をこめて
最終的に心をこめて感謝の気持ちを伝えることができれば成功といってもいいでしょう。
伝わってしまえば口下手でも関係ありません。
謝辞が終われば終了です。
退場者にプチギフトを渡す際に来ていただいた人にしっかりとお礼を言いましょう。
プチギフトにも少しこだわって思い出に残る結婚式にしていきましょう。
しっかりと感謝の気持ちを伝えることができれば終わってからも「良い結婚式だったね」と言われることでしょう。主役は新郎新婦ですが、その主役を引き立ててくれているのはゲストの人です。
この気持ちを忘れずに結婚式に挑んでくださいね。