会社勤めをしていると必ずと言っていいほど、一人や二人嫌いな上司という人は現れるのではないでしょうか。
そもそもいろいろな人間が共同で同じ空間にいるわけですから、いてもおかしな状況ではありません。
もちろん職場によっては、嫌いな上司はいないこともあるでしょうが、いるからと言って心配する必要はありません。
嫌い・苦手な上司とは
上司じゃなくても同僚でもかまいません。
職場において嫌いな人とはどのような人なのでしょうか。
- 単純に性格が合わない
- 飲み会を共用してくる
- 上司の命令が絶対だと思っている
- ミスを部下のせいにする
だいたいこのあたりではないでしょうか。
単純に性格が合わないだけで仕事に支障がない場合は、なるべく関わらないようにしておけば良いです。
仕事上必要な時だけコミュニケーションをとるようにすれば問題はないでしょう。
飲み会を共用してくる上司というのは、自分も若い頃にそのようにしていたという昔ながらの慣行が抜けないタイプの人が多いです。
単純に昔のままの考えの持ち主か単に酒が好きな場合がほとんどです。
その他の項目にあがっている上司は、仕事ができない人が多いと思います。
手柄は自分のもので、ミスは部下のせいにする人は、悲しいですが存在しています。
この他にも、単純に嫌がらせチックなことをしてくる人も存在しますので、まずは嫌いと思った理由を明確にしていきましょう。
嫌いな上司との付き合い方とは
自分の中で、嫌いな上司とはどんなところが嫌いかを明確にしてみましょう。
そうすることで、いろいろなことが見えてきます。
嫌いな上司があなたのことを嫌いとは限らない
これは結構大切なことです。
そもそもあなたが嫌い、苦手と思っていても上司もあなたを嫌いとは限りません。
飲み会を共用してきたり、上司の命令が絶対だと思っていても、あなたを嫌う理由にはなりません。
ここで一番気をつけなければならないことは、あなたが上司を嫌っているということを上司に悟られてはいけません。
もし悟られてしまうと、逆にあなたが上司から嫌われることになるかもしれないからです。
まず単純に上司があなたのことを嫌いとは限らないということだけは忘れてはいけません。
このことを肝に銘じておくだけで今後の付き合い方も多少変わってきます。
部下にミスを擦り付ける上司はそれまでの人
部下にミスを擦り付けるような上司は所詮それまでの人です。
周りからの評価も決して良くないことでしょう。
それまでの人のためにあなたの時間を使うのは非常にもったいないです。
なるべく関わらないということが懸命ですが、仕事上そうはいかないというのであれば、ミスがないように仕事をするしか方法はありません。
もしも、上司の上司あたりからの評価がいいということであれば、ただのゴマすり人間である可能性は非常に高いです。
このような人はそれまでの人です。
部署異動するのを待つか、会社をやめるかの選択しかありませんので、割り切って付き合っていくしか方法はありません。
人は誰も嫌われたくない
人は誰も好んで人から嫌われようなどと思っている人は決していません。
誰しも好かれなくとも、嫌われることは避けたいものです。
これはあなたの嫌いな上司も同様です。
つまり、あなたの嫌いな上司もあなたから嫌われたくはないのです。
あなたもあなたの嫌いな上司から嫌われたいですか?
嫌われたくありませんよね。
人付き合いをしているうちに人はこの感情を必ず持っているものだと思います。
同じ職場で仕事をしているわけですから、このような感情は少なからず持っているはずです。
嫌いな上司だからこそ自ら歩みよる
誰も嫌われたくありません。
むしろ、好かれたいというのが本音だと思います。
嫌いな上司も頼られたり、少しでも懐に入ってくるような部下は可愛いなと思ってしまいます。
自分になついてくるような後輩に嫌いな人はいますか?
好きではないこともあるでしょうが、決して嫌いとまではいかないと思います。
嫌いな上司とうまく付き合っていく方法は、あなたが嫌いな上司に少しでも歩みよることが大切です。
嫌いと思う反面、このような行為はできていないのではないでしょうか?
例えば、飲みに誘ってみるとか、雑談を持ちかける、相談をしてみるなどいろいろな方法があります。
簡単なことから試してみてはいかがでしょうか。
こうすることであなたの職場環境は大きく変わるもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
誰しも嫌い・苦手な上司という人には巡りある可能性があります。
そんな上司とうまくやっていきたいと思ったのであれば、あなた自身が動く必要があります。
もちろんどうしようもない人も世の中には存在しますし、そのような人ならば相手にすること自体が時間の無駄ですが、あなたのため、家族のために、もしかしたらないがしろにできない部分であるかもしれませんが・・・
人間関係で悩んだ時は、自ら動くということだけで劇的に環境は変えることができる場合もあります。
何も行動せずに人間関係で悩んでいるのであれば、自ら懐に飛びこんでいくことも大切かもしれませんね。