これからネットオークションを始めようと思っている方や、すでに始めている方もとても気になるところだと思います。
どちらが高く売れるのか、そしてどちらが手間がかからないのかなど私の経験を元にご紹介していきます。
さらに、どちらでも使える高く売る方法を公開していきます。
システムの違い
どちらもネットを介して不用品を処分するのにはとても便利なサービスです。
しかし、まずシステムの違いを理解しておかないと高く売れるものも高く売ることができません。
どちらも知らないと損してしまうことが結構ありますので注意が必要です。
ヤフオクの場合
ヤフオクの場合は、基本オークションです。
即落札システムも使うことができますが、基本的にはオークションとして出品したほうがいいと思います。
ヤフオクの場合は、自分で値段を設定してオークションを始めることができます。
もちろん1円から始めることができます。
どんな値段から始めても落札があった場合には、落札代金の8.64%の手数料がとられます。
つまり1万円で落札があった場合には864円の手数料がとられてしまいます。
さらに出品するためには、ヤフープレミアム会員にならないといけませんので、月額462円を払わなければなりません。
つまり出品するだけでも462円は必ずかかってきます。
商品一つのために月額462円を払うのは微妙なところですね。
2016/3/10 追記
ヤフオクの手数料改定に伴いまして正しい手数料に修正しています。
メルカリの場合
メルカリの場合は、自分で値段を設定し、その値段で商品を売ることになります。
つまり、本来1万円の価値のある商品でも、価値を知らなければかなり損してしまうことになりますので気をつけなければなりません。
メルカリはコメントから値引き交渉もできますが、ヤフオクは基本値引き交渉は認めていません。
メルカリもヤフオクと同様に手数料が取られます。
手数料はヤフオクよりも高い10%です。
さらにメルカリの場合は、売上金を換金する際に1万円に達していないと振込み手数料が210円かかってきます。
ヤフオクとメルカリは出品方法や手数料の違いがありますので、まずはここをしっかり理解しておきましょう。
どちらが高く売れるの?
これは正直なところ自分が商品価値をどれだけ分かっているのかということが大きな違いを生みます。
例えば1万円の価値のある時計を出品したとします。
メルカリで商品を売る際は、その価値が分かっていないと1万円の値段をつけることはできません。
しかし、ヤフオクならば1円で出品していたとしても商品の価値が1万円あるのであれば、その値段に近いところまで上がっていきます。
つまり商品の価値を分かっているということが非常に大切なことになります。
ではどうやって商品の価値を判断すればいいのでしょうか?
商品価値の見極め方
商品の価値は必ず知っておきましょう。
ヤフオクで出品の際にも必ず目を通しておいたほうがいいと思います。
このサイトを使って過去のヤフオクの落札価格を調べていきます。
調べるといっても検索をかければいいので非常に簡単です。
もちろん無料でみることができます。
こちらはamazon出品者が利用しているサイトです。
実際にamazonで売られている商品価格数位をグラフで確認ですることはできます。
オークファンでみるより高い値段がついていますので市場価格と思って頂ければいいと思います。
※せどりの場合は、ヤフオクで安く仕入れて、amazonで販売するという流れになりますので、モノレートの見方さえマスターすれば利益を上げることも可能です。
商品価値が分かればメルカリの方が高く売れるの?
ここまで読んでいただいた方は、商品価値が分かればメルカリの方が高く売れる気がしていると思います。
しかし、ヤフオクとメルカリには大きな違いがまだあります。
ヤフオクとメルカリの違いは年齢層にあります。
ダントツでメルカリの方が年齢層は若いです。
ここは商品を出品する上で大きなポイントです。
例えば、年齢層が高い大人が好みそうな本であったり物はメルカリでは落札されにくくなります。
適切な値段で出品しているにも関わらず、いつまでたっても入札が入らないという可能性が高いです。
しかし、ヤフオクの場合は年齢層が幅広いため落札されることが期待されます。
つまり商品のジャンルによって落札価格は変わってくるということができます。
結論を言うと、ヤフオクで1円出品していれば適切な価格付近まで値段は上がりますのでヤフオクで1円出品する方が無難だということが出来ます。
しかし、人気のない商品は本当に1円で商品が落札されてしまいますので注意が必要です。
人気があるかないかもオークファンやモノレートの値段や件数で判断することができます。
どちらが手間がかからない?
ヤフオクとメルカリの大きな違いの一つとしてスマホかパソコンかということが上げられます。
ヤフオクはパソコン、メルカリはスマホをメインとしています。
もちろんヤフオクもスマホからでも出品はできますが、基本はパソコンがメインですので出品する際はパソコンから行う方が無難です。
入札しようとする人もパソコンから見ている人が大勢いるからです。
パソコンに合わせるのがベストだと言うことができます。
手間を考えるとメルカリの方が圧倒的に楽です。
写真をとって軽い商品説明と値段を設定するだけで出品できますので、スピードはメルカリの方が上ですね。
ヤフオクは写真をとって、商品説明、配送方法、入金方法などを細かく指定しなければなりませんので手間を考えるとメルカリの方が楽ということは否めません。
より高く売る方法
より高く売る方法ですが、これはヤフオクが上です。
メルカリは自分が設定した値段以上の値段では売れません。
しかし、ヤフオクは価値があれば値段はどんどん上がっていきます。
写真で変わる
さらに同じ商品でも写真の取り方一つで値段は高騰します。
フィギュアなんかがいい例ですね。
古いものでも綺麗に見せる写真の撮り方一つで大きく変わります。
これからヤフオクで収入を得ようと考えている方は購入してもいいかもしれません。
日時の設定
ヤフオクで出品する際に必ず気をつけなければならないのが曜日と終了時間です。
終了曜日は土曜日か日曜日にしましょう。
時間帯は22時~23時がベストです。
この時間が一番高く落札されます。
単純に見ている人が多いのがこの時間だからです。
間違っても平日の朝などにはしないようにしてください。
購入したいと思っていても学校や仕事に行っていては落札したくてもできません。
購入者があらかじめ落札価格を設定しておけば、任意の値段までは自動で入札を行ってくれますが、落札者がこの設定をしていなければ意味がありません。
説明文は丁寧に細かく
商品説明の文章は細かく書いた方が信頼感を得られますので、適当に書いてはいけません。
ここに傷がありますといったマイナス要素も入れることで信頼感は増します。
何も書かないと不安になり高いお金を出してまで落札しようとしません。
メルカリの場合はLINEのようにコメントで気軽に質問できますので気になる人は聞いてきますがしっかり記載しておくことがベターです。
あくまで嘘を書いてはいけません。
ヤフオクの場合はメリカリよりも圧倒的に質問の件数が少ないです。
質問のしやすさが影響しているのかわかりませんが、メルカリに比べると雲泥の差です。
まとめ売りはしない
まとめて出品しては値段は下がります。
落札する人にとっていらないものまで入っていますので、他のものにお金をかけようとしないからです。
一つ一つ出品するのは面倒ですが、少しでも高く売りたいのであればまとめ売りはしてはいけません。
結構値段も変わってきますので、面倒ですが、バラ売りを行ってください。
逆にせどりを行っている人はまとめ売りを狙ってきます。
まとめ売りで仕入れた商品の方が明らかに利益が出るからです。
何が何でも処分したいという際にはまとめ売りという方法も効果的です。
ヤフオクに向いているジャンル
- AV機器
- 電化製品
- 限定品(DVDの初回限定盤含む)
- まとめ売り(処分を目的とする人用)
- その他(30代以降の人に向けた商品)
- フィギュア
メルカリに向いているジャンル
- ゲーム
- フィギュア
- ファッション系
この商品ジャンルを見てもわかるようにメルカリ利用者の方が明らかに若いのは確かです。
そして女性が非常に多いといいことを覚えておいてください。
月間利用者数はどちらも同じくらいの人数です。
こう考えたらメルカリの成長は凄まじいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
良くわからないけど、まとめると手間をかけるのであればヤフオクの方が高く売れる可能性がありますよという話と少しでも高く売る方法の話でした。
確かにメルカリに比べてヤフオクは結構面倒です。
その点を見るとメルカリの方が圧倒的に利点が大きいです。
単発で売るならメルカリでたくさんの商品を出品するならヤフオクなど使い分けるのも一つの手かと思います。
ヤフオクで売りたいけどめんどくさいという方は業者に丸投げしてしまう方法もあります。
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※キャンペーン期間中なら3000円キャッシュバックに手数料無料とかなりお得になりますので、不用品処分目的の人は利用する価値有りです。
これからヤフオクを続けようと思っている方は、必ず自分でやりましょう。
手間はかかりますが、自分でやらないと何も身につきません。
まずは、どちらか自分にあった方を選んで出品してみてください。