2017年7月1日にアンパンマンの新作映画「それいけアンパンマン!ブルブルの宝探し大冒険」を見てきたので、感想を述べたいと思います。
内容はあまり言及しないように記載しますが、若干ネタバレ的な要素も含むと思われるため、完全無知の状態で見たいという方はこの記事の閲覧はしない方が良いと思います。
ちなみに前売り券を購入していましたので、特典としてリュックをゲットすることができました。
まぁゲットしたところで子供が気に入っていなければ出番はないのですけどねw
それでは行ってみましょう。
どんな映画なの?
直感的な感想を始めに述べると、過去のシリーズの中で最高傑作とは言い難い映画でした。
ほぼほぼアンパンマンの映画はDVDで見てきましたが私の中では、アンパンマン映画ランキングを作っても5位には入ることはないと思います。
面白いかと言われたら、飽きずに見ることができる映画だとは思います。
最近のアンパンマンの映画のパターンは、強くなりたいが弱っちい主人公の成長していく物語です。
結構このパターン多いですw
主人公が男の子の場合だとこのパターンになりがちです。
パッと頭に浮かぶ映画でもりんご坊や、ハピィ、パオが思い浮かびます。
ということで今回の映画もこのパターンの映画です。
声優
アンパンマンの映画は主人公の声優が毎回違います。
結構話題になっている芸能人の方が多いです。
今回の主人公ブルブルの声を務めているのは多部未華子さんです。
ちなみにブルブルのお父さんの声はキャイーンの天野さんです。
アンパンマンは声優も大きな見どころの一つなので映画ごとにチェックしてみると結構面白いです。
役のイメージとリンクしていることも多々ありますので、ぜひ歴代の声優をチェックしてみてください。
声優のイメージがあると映画の見え方も結構変わってきますよ。
今回の映画の見所
今回の映画の見所は個人的に3つあります。
今回の映画のストーリー的なところですが、弱っちい主人公が強く成長する過程を描いているものになります。
ということで、1つ目の見所は主人公ブルブルの成長過程ということなんでしょうが、それよりも大きな見所は主人公を支えているのがアンパンマンではなくカレーパンマンというところでしょう。
主人公を大きく成長させるのが通常ならばアンパンマンということなんでしょうが、今回はカレーパンマンです。
ここら辺が歴代の映画の中でも違うところになりますので、今回の映画の見所と言っても良いのではないでしょうか。
私はカレーパンマンが好きなのでかなり共感を持つことができました。
2つ目の見所ですが、ホラーマンが復活しているというところです。
ホラーマンの声をされていた方が亡くなり、毎週やっているアニメではホラーマンが出てこなくなりました。
最近のアニメではホラーマンを見ることができなくなりました。
この映画でも復活しているので、もしかしたらアニメでも復活する可能性はあるのかもしれません。
肝心の声ですが、めっちゃ似てます。
よくよく聞いたら分かりますが、多分意識していなかったら絶対にわかりません。
それくらい似ています。
見所としては少しマニアックですが、アンパンマンを毎週のように見ている人にとってはちょっとした嬉しい一面であることに間違いありません。
そして3つ目の見所ですが、毎週やっているアニメの延長線上のような感覚があるというところです。
毎週やっている最近のアニメ傾向ですが、バイキンマンとドキンちゃんが変装してアンパンマンたちと行動を共にするというのが多いのですが、今回も同じような感じです。
アニメに寄せているというか、完全にバイキンマンを悪にしないというのが時代の流れなのかもしれませんが。
アニメの延長線上として見ることができるというのは他の映画とは違う一つの見所になると思います。
延長線上とするのが良いのか悪いのかは人によって違うと思いますが、私は1つの見所だと思っています。
最後に感想
良い映画ではあると思いますが、アンパンマンの映画シリーズでいうともっと面白い映画はたくさんあります。
大人向けでいうとそれいけ!アンパンマン いのちの星のドーリィ。
子供目線でいくとそれいけ! アンパンマン りんごぼうやとみんなの願いとか。
やはり、少しストーリー的にも最高だは言い難いのかなと思います。
泣き所、感動する場面もほとんどありません。
ストーリーの締め方も少し微妙な感じです。
基本的にエンディングでストーリーの最後の展開を見ることができるのですが、それも微妙。
もう少し展開をあらわにしてくれたら良かったのになと思った部分もありました。
個人的な感想で申し訳ありません。
子供の映画を30代のおじさんがどうこう言う話ではないと思いますが、子供の影響でアンパンマンの映画を数多く見てきたので、感想という形で少々辛口な記事にさせていただきました。
来年も映画は公開されることでしょうから、来年に期待という気持ちを込めて。