Amazonで購入することができる激安タブレットAmazon Fireを購入しました。
購入した理由としては、プライム会員ならば4,980円で購入出来るという点のみです。
とにかく安いタブレットがどこまで使えるのかを試してみたくて好奇心でポチりました。
この低スペックタブレットを購入して使い道なんてあるのだろうかと思う人もいると思います。
実際に私もそうでした。
全く使えないとしても4,980円だからまぁいいやって感覚で購入しました。
今回はこのタブレットがどこまで使えるのか、購入すべき人はどのような人なのかをご紹介していこうと思います。
photo credit: Kindle Gallery via photopin (license)
Kindle Fireとは
驚きの高コスパで充実の機能という名目でAmazonが販売しているタブレットになります。
ネット、メール、アプリ、カメラ、読書、動画という機能がたったの4,980円で使うことができるタブレットになります。
確かに値段だけ見ると魅力的なタブレットであることには変わりはありません。
言われている通り、確かにネット、メール、アプリ、カメラ、読書、動画と言った機能を使うことができます。
ここだけ見るとかなりお得です。
それではそれぞれに対して見ていくことにします。
ネットに関して
5段階評価
★☆☆☆☆
Amazon Fireタブレットを購入するともれなく使うことになるSilkブラウザ。
これが本当に厄介なものです。
Amazon Fireタブレットの大きさは7インチです。
それにも関わらず、インターネットはPC表示なんです。
これを確認していただければわかると思います。
左側はiPhone6sです。
右側はAmazon Fireタブレットです。
Amazon Fireはモバイル表示ができませんので、ものすごく見にくい表示になっています。
しかもSilkブラウザではモバイル表示ができませんのでPC表示のみです。
少し前はモバイル表示も可能とのことでしたが、現在ではできなくなっているみたいです。
他のブラウザアプリも試しましたが、モバイル表示できるアプリは見当たりませんでした。
これは非常に残念です。
私の感覚ではAmazon Fireのネット環境は使えたもんじゃありません。
もう少し画面サイズが大きくなってくれれば使えるのでしょうけどね。
ネットの速度もiPhoneに比べると遅いです。
速度の測定はしていませんが、使えないレベルではありません。
割り切って使えばストレスもそんなにたまりません。
アプリに関して
5段階評価
★☆☆☆☆
アプリに関してもAmazonは独立しています。
つまりiPhoneを使っていたらApple App Storeを利用するのですが、Kindle Fireの場合はAmazon Appstoreを利用することになります。
アプリの登録数は私がAmazonの公式ホームページから、アプリのカテゴリ別の数を合計した結果は約56万個となります。
この中にカテゴリがダブっているアプリもあるでしょうからさらに数は減ります。
多くても56万個くらいと思っていただければと思います。(2016/9/17調査時)
ちなみにApple App Storeの登録アプリ数は200万個を超えています。
全てが日本で使えるわけではないので数は減ると思いますが、かなりの数の差があると言えます。
アプリに関して言うと、決して充実しているとは言い難いです。
この点に関しても今後Amazon市場が大きくなるにつれて増えてくるのだろうと思います。
カメラに関して
5段階評価
★☆☆☆☆
Amazon Fireにもカメラが付いていますので、撮影することができます。
解析度で言うと200万画素です。
ちなみにiPhone6s、iPhone7は1200万画素になります。
解析度で言うとiPhoneの6分の1です。
撮影はできますが、このカメラで写真を撮って残すということは正直やめたほうが良いレベルです。
画像が粗すぎて観れたもんじゃありません。
昔のガラケー並みと思っていただければと思います。
少しサイズが違いますが、両方とも立撮りをした場合の写真です。
ぱっと見ではわかりませんが、アップしたらすぐに違いがわかると思います。
カメラ機能は本当にオマケ程度についているという感覚で良いと思います。
期待はしてはいけません。
読書に関して
5段階評価
★★★☆☆
読書に関してはiPadよりは軽いので読みやすいです。
そしてiPhoneよりも大きいので読みやすいです。
Kindle電子書籍リーダーに比べるともちろん軽さ、解析度は劣りますが、比較的良いと思います。
漫画や活字を読むのであれば問題なく読むことができますし、そこまでストレスになることはないと思います。
それでもKindle電子書籍リーダーには勝つことはできませんけどね。
ただ、雑誌もカラーで読むことができますのでそこはKindle電子書籍リーダーに唯一勝っているところかなと思います。
動画に関して
5段階評価
★★★★☆
動画を見ることに関してはかなり良いと思います。
大きさがちょうどよく、軽いためベッドなどで楽しむには最適です。
画像が荒いのではないかと思う人がいると思いますが、気になるほどではありません。
ただ映画を見るだけだったり、アニメを見る分にはストレスなく見ることができると思います。
大きさや軽さのおかげで、寝転びながらでも見ることができるため動画を閲覧するには良い端末ということができます。
Kindle Fireは動画と読書のためのもののような気がします。
その他の機能について
使い勝手は、普段からスマホを触っている人であれば直感的に触ることができます。
使いにくさは特に感じておりません。
そこまで使っていないというのもあるかもしれませんが、特に問題になるような操作は見当たりませんでした。
違う端末で撮影した写真もAmzonフォトに保存しておけば閲覧することは可能ですが、画質が悪いためあまり綺麗に見ることができません。
写真に関しては閲覧部分でも良い感じではありません。
どんな人が購入するべきなのか
結論から言うと動画閲覧のため、読書をするための端末として購入するのであれば4,980円は安いと思います。
この端末の1番の魅力は安さです。
あまり多くの機能を求めてはいけません。
他にも色々な機能が充実している方が良いと考える方は他のタブレットを購入しましょう。
Amazon Fireを買う理由は上の2つのことを同時に求めている人です。
これ以外に購入する理由は見当たりません。
子供に動画を見せるためのタブレット、ベットでゴロゴロしながら映画を見るためのタブレットなどの理由が必要です。
多くのことを求めすぎてはいけません。
4,980円ですよ。
全てを求めるには安すぎます。
読書のためにこのタブレットを買うのであれば、私はKindle をお勧めします。読書を快適にしたいのであれば迷わずにKindleを購入する方が圧倒的に良いです。
参考 Kindle電子書籍リーダーの選び方!4種類の中でどれがおすすめ?
つまり、動画と読書がしたい人、もしくは動画を見たい人が購入するべきタブレットです。
その目的以外の人は、このタブレットを購入するべきメリットが見つかりません。
目的がしっかりしている人からすると、コスパは非常に高いということができます。
しかし、目的がなくただタブレットが欲しいという人が購入すると満足いく結果にはならないと思います。
このタブレットを購入するにはプライム会員になった方がお得です。
プライム会員なら4,000円オフになりますので4,980円で購入できます。
Amazonからしたらプライム会員のために発売したような端末です。
プライム会員ならプライム動画が見放題になりますので、このタブレットを購入しようと思うのであれば、プライム会員になった方がメリットは非常に大きいです。