市場に出回っているエキストラバージンオリーブオイルの約8割が偽物だと言われています。
と言われてもピンとこないのが現実だと思います。
何が偽物でどこが偽物なのか素人には全くわかりません。
でもそこまで言うのであれば本物を堪能してみたいなと思うようになり、Amazonでポチっちゃいました。
実際に本物のオリーブオイルってどんな感じなんだろうという興味ほんな感じで購入を決意しました。
オロ・デル・デシエルト クパージュを選んだ理由は、単純にオリーブオイルのコンテストにおいて賞をたくさん受賞しているからということです。
国際オリーブコンテスト
オリーブジャパン
そして、THE WORLD’S BEST OLIVE OILS 2014/2015では1位、2016/2017では3位と輝かしい受賞歴です。
ちなみにTHE WORLD’S BEST OLIVE OILSとは各コンテストの結果から導かれたオリーブオイルの世界ランキングです。
サッカーでいうとFIFAランキングみたいな感じ。
直近のオリーブオイルジャパンでも最優秀賞を受賞していますし、これが偽物だったら何を信じればいいのってくらいコンテストで結果を残しています。
というわけで実際にオロ・デル・デシエルト クパージュを堪能してみました。
オロ・デル・デシエルト クパージュがすごい理由
このオリーブオイルがすごいのには理由があります。
これだけ賞を受賞するということは何か理由があるはずです。
酸度が0.1%
高級エクストラバージンオリーブオイルの酸度が0.3%ということなので0.1%という数字はかなりすごい数字になります。
酸度が低いほうが良いのですが、低いからといって美味しいオリーブオイルであるということではありませんが、化学処理なしで酸度を低く保つには収穫してからの圧搾が早いということにはなりますので、鮮度の参考にはなりそうです。
それにしても0.1%という数字は魅力的です。
ちなみにエキストラ・バージン・オリーブオイルの品質の国際基準は、酸度0.8%以下となっております。
4時間以内に圧搾
酸度が0.1%ということになりますので、摘んでからの圧搾が早くないといけません。
オロ・デル・デシエルト クパージュに関しては、4時間以内ということなのでかなり早いです。
品質の良いオリーブオイルは収穫から12時間以内に圧搾していると言われていますので、この4時間という数字は圧倒的です。
手摘みで収穫
傷をつけないために手摘みで収穫しています。
新鮮で綺麗なオリーブオイルを圧搾するからこそ、このような酸度のオリーブオイルが作れるのかもしれません。
痛んだものも手摘みなら見分けることができますので、生産者のこだわりが見える部分でもあります。
有機栽培
このオリーブは有機栽培となっていますので、安心して使用することができます。
スペイン南部のアンダルシア州にあるアルメリア砂漠地帯では、周囲から地下水や風に乗って農薬や化学肥料が届く事もないという安心できる農園です。
アンダルシア有機農業委員会(C.A.A.E)認定を受けています。
栽培から製造までを一社で完結
栽培はアフリカで行い、製造だけをイタリアで行うなどのというように、生産と製造が異なっているオリーブオイルは多くあります。
そして、製造された地が生産国となってしまうので真相がよくわかならくなってしまいますが、こちらは生産から製造まで全て一社で行っています。
いろいろな業者が絡んでいませんので、信頼度は上がります。
生産者の顔が見える
実際にアロンソさんという人が作っているのかがわかります。
この人がアロンソさんです。
7代続くオリーブオイル園を守り続けているそうです。
実の収穫の絶妙な時期、自社工場での厳重なオイル管理、工場でのサスティナブルな取り組みなど、7代続くアロンソ家の哲学に基づき生まれているようです。
どんなん人が作っているのかがわかるという点でも安心感が高まります。
使ってみた感想
こんな感じで専用のダンボールに入って届きました。
ちなみにこれに入っているのはエクストラバージンオリーブオイル100mlの1本になります。
かなり頑丈に包まれています。
梱包がしっかりしていたらやはり嬉しいものですね。
開けたらこんな感じです。
瓶もかなりしっかりしています。
100mlってところがまた高級感をかもし出してるようにも思えます。
皿についてみました。
綺麗な黄緑色です。
どちらかというとグリーンに近い感じです。
もうね、瓶の蓋を開けると匂いが漂ってきました。
こんなに風味が強いとは思ってもいなかったのでびっくりしました。
実際にサラダにかけていただいてみました。
酸味がかなり効いています。
スパイシーな感じでピリッとする感じです。
初めて口にした時は少し驚きましたが、後味が綺麗に消えていく感じです。
僕が一番驚いたのは、油特有の嫌なベタつき具合がないことです。
後味がすっきりするというのは、こういうことだったんだなというのがわかりました。
もりもりかけてサラダを堪能できました。
オロ・デル・デシエルト には3種類ある
実はオロ・デル・デシエルトには3種類ありました。
僕はオリーブジャパン2017で最優秀賞をとったクパージュを購入したのですが、この他にも2種類あります。
つまり合計で3種類あるのです。
- アルベキーナ
- ピクアル
- クパージュ
アルベキーナ | ピクアル | クパージュ | |
色 | 黄緑色 | オリーブグリーン | 深みのあるグリーン |
香 | リンゴやアーモンドの甘い香り | 刈り立ての若草を思わせるようなさわやかさ | ほのかな柑橘類と若草やトマトのような香り |
味 | 苦みや辛みがほとんどなく、マイルドな味わいで、数あるオリーブ品種の中でもくせのないタイプ | フル―ティでコクと深みのある味、苦みと辛みは中程度 | 程よい苦味とかすかにスパイシー、スッキリとした後味 |
それぞれの特徴はこんなん感じになります。
クセのないものを選ぶならアルベキーナを選べば良いですし、スッキリさが欲しいならクパージュを購入しておけば選べば良いです。
ちなみに、クパージュは上記で書いた賞を受賞しまくっているオリーブオイルですが、ピクアルもオリーブジャパンで最優秀賞を受賞した経歴がありますので品質に関しては間違い無いです。
僕はまだクパージュしか味わったことが無いので今後は他の2種類も味わってみようと思います。
値段は少々高いですが、オリーブの良い香りを楽しみながら健康効果も期待できるので買って損はありません。
それにしても嫌なベタつきが残らない、後味のすっきりさにはびっくりしました。
これほんとオススメです。