筋トレを生活の一部に取り入れてから4ヶ月ほどが経過しました。
子供を公園に連れて行っては懸垂をしたりしながら頑張ってましたが、やはり家でできた方が便利ということでチンニング台を購入しようとしました。
そしてどうせなら懸垂だけでなくディップスもできるようなやつが欲しいということでAmazonで商品を検索していると、結構な値段がするではありませんか。
確かに安いやつもありますが、ぐらついたりするようなので却下です。
ちゃんとしたやつを購入しようとすると2万円くらいは出さないといけないよう。
と言うことで悩んだ結果、自分で作ることにしました。
設計書を書いてみる
まずはイメージです。
どんな懸垂マシーンを作りたいのか。
とりあえず裏紙に書いてみた。
汚くて申し訳ないですが、裏紙に書いてみたやつ。
ディップスができるように幅を60cmにして、ベンチプレスもできるようにバーベルも置けるように。
さらには将来的にラットプルダウンもできればと思って懸垂バーを30cm手前に出すことにしました。
とりあえず、設計図も書いたので近くのホームセンターに行ってみました。
するとこれを作るのには結構なお金が必要なことが判明。
K繋ぎやL繋ぎが1,000円くらいするし、懸垂バーだけ細くしようと思ったらクランプ一つがこれまた1,000円くらいするし。
結構かかるわ〜とか思ってたらK繋ぎのサイズがなかったので、結局道具を揃えることはできずに帰宅。
もう一度設計図を作り直してみた。
そして簡単にしたのがこちら。
本当に懸垂に特化したやつ。
これなら結構安くて済むだろうと。
単菅パイプなので必要なものは追加できるということで簡単に作ってみることにしました。
結果として下のものを作ろうということで、今度は大きいホームセンターに行ってみました。
実際に購入して作ってみた
いろいろと物色して、必要なものをレジまで運んでお会計をしてみました。
ぐしゃぐしゃになったレシートをスキャンしてみたらこうなりました。
もうね、会計の時、金額が言われた瞬間びっくりしましたよ。
うまくできるかわからないのに12,000円です。
あ、これはやっちまったかな?とどこかで思いながら・・・。
単菅パイプとか切ったことないので、お店の人に切ってもらいました。
火花がかなり散っていましたが、次回から自分でも切ることができるんじゃないかと思うくらい、あっさりでした。
購入したものの一部の写真です。
パイプは土台部分が直径48.6cmで懸垂バーが27cmです。
やはり土台は大きい方がしっかりするだろうということで太めをチョイスしました。
もう一回り小さほうがスタイリッシュなんですが、クランプがなかったので選択肢としてはこれしかありませんでした。
いざ組み立ててみたのですが、両サイドをつなぐ部分が懸垂バーしかなかったので、ぐらつくこと極まりないのです。
こんな感じです。
とりあえずこの2本を付け足すことに。
地味にクランプやキャップでお金がかかっています。
これで全部で14,000円ほどになりました。
探せば既製品で良いものを買うことができたのではないかという気持ちが漂ってきます。。。
まぁ、そんなこともありながら一応完成しました。
最終系はこんな感じになりました。
結構でかいです。
しかし、本当にビクともしないくらい頑丈なチンニング・ディップスマシーンが完成しました。
ディップスができるように足置きのようなものを単菅パイプに取り付けてみました。
ディップスは諦めていたのですが、クランプコーナーに足置き?みたいなやつが置いてありましたので購入してみました。
取り付けてみると、いい感じでディップスができるようになりました。
幅も60cmあるので懸垂するときにも干渉しません。
これは本当にナイス!
足場もしっかりと固定します。
さすがにジョイント一つでで支えているのは心もとないので補強しました。
3mの単菅パイプを2m20cmと80cmにカットして80cmの部分を補強に使用しました。
補強に回すことで単菅パイプのあまりが出ることはありませんでした。
パイプの端は危ないのでキャップを取り付けました。
できればクランプもカバーをつけた方が良いのですが、カバーの在庫がお店にありませんでしたので次回購入するということで今回は見送ることに。
材料まとめ
単菅パイプ直径48cm
220cm×2本
100cm×4本
80cm×2本
単菅パイプ直径27cm
100cm×1本
直交クランプ
4個
自在クランプ
4個
直交クランプ(48cmと27cm連結)
2個
足置き?
2個
ジョイント
2個
キャップ(48cm用)
12個
キャップ(27cm用)
2個
これでだいたい14,000円くらいです。
同じ機能がついた既製品を購入するよりも若干安いことと必要になった時に必要な形に変形できることがメリットかなと思います。
パイプを足せばパワーラックを作ることも可能です。
パワーラックを作るのであれば、既製品を購入するよりもだいぶ安い値段で作ることができるのではないかと思います。
全体的な感想
始めは恐る恐る使ってみましたが、ビクともしません。
体重63キロの僕が乗っても余裕でしたし、体重75キロの父親が乗っても余裕でした。
単菅パイプはかなり頑丈です。
工事現場の足場を担っているのですから頑丈なんだろうとは思っていましたが、ここまでビクともしないとは思っていませんでした。
何度か組み直したりしましたので作成には全部で1時間くらいかかりました。
それでも1時間で完成です。
そしてもう一つ感動したことがあります。
ラチェットレンチがくっそ便利です。
これ考えた人天才です。
クランプを閉める時には必ず必要です。
普通の六角レンチでも良いのですが、かなりの時間がかかりますのでラチェットレンチはあった方が良いです。
というか必須レベルです。
とまぁ、そんな感じで頑丈なチンニング・ディップス台が出来上がりました。
自作でも結構いけるってことがわかりましたので、時が来たらパワーラックに変身させてみようかなとも思います。