車欲しい。
社会人になって私がふと思ったことです。
自由に使えるお金ができ、移動手段が自転車しかないことに不満を感じていたということもあり車を購入することにしました。
それまでの自分の中で一番高い買い物はギターの25万円が最高でした。
そしてその記録を簡単に破ったのが車でした。
社会人なりたての私が自分で初めて購入した車は外車でした。
BMW X3
photo credit: BMW X3 (F25) – Frontansicht, 22. Mai 2011, Düsseldorf via photopin (license)
この車です。
実際に当時の7年落ちの中古で買いましたので型はこれとは少しちがうと思いますが、見た目はほんとこんな感じです。
外車を購入した経緯
車を購入すると決めてからどの車種にするかすごい悩まみました。
車のカタログを永遠と眺めて片っ端から調べたりしながら日々を過ごしていました。
そして出た結論が四駆がいい。
サーフィンをやっていたのでサーフボードが積めること、車内で着替えができるスペースがあること、これが私の中での条件でした。
それ以外には特にありませんでした。
どうせなら昔からかっこいいと思っていた車を買おう。
私はそう決めました。
そしてJeepの販売店い行きました。
私の憧れの「ラングラー」をこの目で確認し、勢いもあったためその場で口頭契約。
この段階でお気付きの方もいると思いますが、当時の私はかなりの「愚か者」です。
見た目がかっこいいから、単純に乗りたいから購入するというのは間違っていないと思いますが、値引き交渉も全くしないまま
ほんとディーラーからしたらカモでしかありませんでした。
安易な口頭契約でしたが、契約書にはサインしていませんでした。
来週印鑑を持ってきますということでその場を離れたことが良かったのです。
帰りにたまたまあった中古車ショップでラングラーを発見したので寄ってみることにしました。
そこでもディーラーと話してラングラーを試乗しました。
ここまでは良かったのですが、ラングラーのすぐ横にBMW X3が置いてありました。
興味本位でエンジンをかけさせてもらうと衝撃でした。
「エンジン音がやばい!」
一瞬で惚れ込んでしまい、結果的にこのBMX X3を購入することにしました。
中古車を購入すべきでない理由
「外車を中古で購入するのはやめておけ、故障が多い」という言葉は購入する前から聞いておりました。
しかし、当時の私は「車がそんなに簡単に壊れるはずがない」というたかをくくっていました。
そして納車が完了し、車を所有することになったのですが、ここで問題が発生。
ディーラーと約束していたことが守られていないことに気づいたのです。
ガソリンは満タンで整備をしてから納車するということでしたが、ガソリンは満タンではなくドアにも傷が入っていました。
もちろんすぐにディーラーに電話し「こんな簡単な約束を守れないところから車は買いたくない。」との電話を入れました。
ディーラーはキャンセルされては困るため引き下がろうとはしませんでした。
この段階でナンバー登録は終わっているのでディーラーからしたらキャンセルなんかありえない状態です。
しかし、「約束が違う。これは契約違反じゃないのか」ということを2,3日かけて話合いました。
そして付け加えられた条件が「1万キロ、1年間保証」でした。
これに私は納得し車を所有することになりました。
エアコンがおかしい
納車して1ヶ月も経たないうちにエアコンがおかしくなりました。
当時は夏だったためエアコンは必須の状態でしたが、なぜかエアコンが効かないという事態。
もちろんディーラーに電話して確認してもらいました。
すると不具合が起こっているとのことで2週間ほど車を預けることに。
帰ってきた車のエアコンはしっかり直っていましたが、2週間も修理にかかること事態が不満でたまりませんでした。
謎の水漏れ
それから少し経ったくらいでしょうか、謎の水漏れが発生していました。
車から水が垂れていることに気づきました。
よく原因はわかりませんでしたが、これも2週間ほど修理にかかりました。
ほんとこの段階でうんざりしていました。
購入してから2か月の間の出来事でした。
エンジンがおかしい
それからしばらくの間は問題なく走っていましたが、いきなり見たこともないランプが点灯していることに気づきました。
説明書でランプの意味を確認すると「不具合が起こっている」ということでした。
もちろん車の点検等の知識もありませんのですぐさまディーラーに電話しました。
ここでも約2週間ほどかかりました。
もうね、うんざりですよ。
サンルーフが閉まらない
エンジン不具合から半年ほど経った頃でしょうか。
たまたま開けたサンルーフが閉まらないという事態に陥りました。
サンルーフが閉まらないので雨が降ったら車の中まで濡れてしまう状態です。
すぐにディーラーに電話しとりにきてもらうことに。
修理して持ってきますということでした。
しかし、その1日後に電話があり「サンルーフ自体の故障です。フレームごと取り換える必要がありますので結構時間がかかります。」とのことでした。
どれくらいかを聞くと「海外から取り寄せになるので1ヶ月はかかります」とのこと。
不具合から思ったこと
以上4つの不具合が購入してから1年以内に起こりました。
もちろん私が買った車がはずれだったということかもしれませんが、はずれにしても故障が多すぎました。
たまたま保証期間が1年間有効だったため修理は全て無料でしてもらいましたが、乗れない期間もかなりありましたので不満だらけです。
私の周りではベンツを中古で購入した人は窓が閉まらなくなっていました。
外車は電気系統に故障が出やすいということも聞いていましたが本当でした。
これで保証期間が短ければかなりのお金がかかっていたはずです。
しかも海外の車となると部品が日本にない場合もあるため時間とお金が日本車以上にかかるということ。
私は心のそこから「もう外車は中古車買わない」と思いました。
まとめ
私のようにお金がなくても外車は中古で購入することができます。
しかし、故障が多いのも頭に入れなければなりません。
外車を持つなら維持費はかなりかかると思っていた方が賢明です。
高級車になるとハイオクで燃費が悪いというのは当たり前になってきますので思っている以上にお金はかかります。
私の場合はリッターでいうと6キロを下回っていました。
維持するのにもお金がかかりますので購入してから1年と少しで車を売却しました。
ちょうど保証期間も切れていましたので妥当な判断だったと思います。
売却に関してはですけどね。笑
以上のことから外車を購入するのに中古車は私はすすめません。
もし中古で購入するのであれば保証期間を延ばしてもらう交渉をすべきです。
値段よりも保証期間の方が明らかに大切です。
確かに故障が少ない当たりの車に出会った人もいるでしょう。
そういう人は中古でも問題ないと言うはずです。
しかし、私のようなはずれをひく場合も多いにあり得るということ念頭に入れておいて下さい。
ここで今更何を言っているんだと思う人もいるといるかもしれませんが、私はX3に乗っている時、エンジンをかけた時の満足感は最高でした。
故障が無ければ最高の思い出だったんですけどね。
それにしても外車の事を色々と学ぶ事が出来ましたし、色々な経験ができました。
そんなこんなで今では日本車を所有しています。