完全無欠コーヒーを飲み始めてから2週間が経過していました。
結論から言うと体重は落ちました。
64kg→60.5kgとなりました。
この2週間は毎日欠かさずに完全無欠コーヒーを飲み続けました。
1日も欠かさずに。
非常に作るのが面倒くさいですし、お金もかかる完全無欠コーヒー。
これで効果がなかったら何のために時間とお金を割いているのかわからなくなります。
それなりにお金かかるし、始めるかどうか悩んでいる人のために完全無欠コーヒーの効果と作り方について解説していこうと思います。
そもそも完全無欠コーヒーとは
まずはこれから始まると思います。
完全無欠コーヒーとはなんぞや。
『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』の著者:デイヴ・アスプリーによって考えられたコーヒーになります。
本書の目玉でもありますので、本を読んでいない方はまずは読んでみることをお勧めします。
関連記事最強のダイエット本『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』レビュー!本当に1日0.5kg痩せるの?
上のリンクでもどのようなコーヒーなのかは記載していますが、今回はさらに詳しくということで。
完全無欠コーヒーの材料
コーヒーというからにはコーヒーである事は予想がつくと思います。
完全無欠コーヒーには混ぜるものが重要です。
- カビ毒のないコーヒー(2杯)
- グラスフェッドバター(大さじ1〜2杯)
- MCTオイル(大さじ1〜2杯)
この3つを混ぜ合わせたものが完全無欠コーヒーと呼ばれるものです。
と言ってもよくわかりませんし、作る時も手間をかけなければ出来上がらない手間暇かかるコーヒーなのです。
カビ毒のないコーヒー
そもそもカビ毒ってなんなのかよくわかりません。
かび毒とは、植物病原菌であるかびや貯蔵穀物などを汚染するかびが産生する化学物質で、人や家畜の健康に悪影響を及ぼすものをいいます。かび毒のことを "マイコトキシン(mycotoxin)" ということもあります。
引用:農林水産省ホームページ
要するに健康に悪いカビのこと。
一般的にカビ毒と言われるものも結構種類がありますが、その中でもオクラトキシンAというカビにコーヒー豆が汚染されている可能性があるというのです。
ちなみにオクラトキシンAは、発がん性(腎臓がん)が疑われており,腎毒性を有すると日本食品分析センターは発表しています。
本書では脳に炎症を加えるという書き方をされていますが、体に悪いということは間違いなさそうです。
内閣府食品安全委員会は、2014(平成26)年に自らの判断で行った食品健康影響評価において、非発がん毒性に関する耐容摂取量を16 ng/kg体重/日、発がん性に関する耐容摂取量を15 ng/kg体重/日と設定した上で、食品からのOTAの摂取が一般的な日本人の健康に悪影響を及ぼす可能性は低いとする評価結果を公表しました。
引用:農林水産省ホームページ
現在、日本では継続的に調査した結果健康に影響を及ぼすレベルではないということで食品の基準値は設定されていないようです。
ということで、普通にコーヒー豆を購入すればカビ毒に侵されている危険性がありますので、日本では「スペシャルティコーヒー」を購入すれば良いと本書で紹介されています。
Amazonで探せばそれなりに見つかりますし、本書では近くにある一番の高級コーヒーショップで豆を購入すれば良いとも書かれています。
入手困難というわけではありません。
グラスフェッドバター
グラスフェッドバターとは牧草だけで育てられた牛の乳から作ったバターのことです。
ふ〜ん、そうなんだ〜って感じですが、これが日本ではなかなか珍しいものです。
オーガニック系のお店や海外食品を多く扱うお店とかでは売っているようですが、基本的にAmzonで購入することになると思います。
それでは、なぜグラスフェッドバターが良いのでしょうか。
グラスフェッドから作ったバターは、脂溶性ビタミン、抗酸化物質、ヘルシーな脂肪、ビタミンA、E、D、Kをたっぷり含有している。穀物飼育は、バターのすべての有益な化合物を甚だしく低減させ、新しい毒素を取り込み、オメガ6濃度を高めてしまう。
詳しいことはわかりませんが、栄養がたくさんあって、お腹を満たしてくれるようです。
逆に普通の穀物飼育のバターはバターの良いところを低減させて毒素を取り込んでいるようです。
グラスフェッドバターの方がオメガ3の割合が高いことも特徴の1つです。
とにかく体に良いのがグラスフェッドというくらいの感覚で良いと思います。
にしても売ってないし、Amazonで購入するにしても値段が張ります・・・。
かなり高いです。
MCTオイル
MCTオイルはほぼ純粋な中鎖・短鎖脂肪酸から成る、ココナッツ抽出液だ。ココナッツオイルの最も生物活性化した形態で、ココナッツオイルの6倍以上のMCT(中鎖脂肪酸)を摂取できる。MCTオイルはココナッツオイル以上に、ケトン体を生成し脳機能を増進させもする。
ココナッツオイルが体に良いというのは聞いたことがあると思いますが、MCTオイルはココナッツオイルの良いところを抽出したオイルになります。
ココナッツオイルよりも格上なのです。
MCTオイルを摂取することでケトン体を生成し、余分な脂肪を燃えやすくするケトーシス状態に入ることができます。
ブドウ糖の代わりに脂肪をエネルギーに変える仕組みのことです。
関連記事糖質制限は危険?健康になれる?『ケトン体が人類を救う』
完全無欠コーヒーの淹れ方
実は材料を揃えただけでは完全無欠コーヒーは作ることができません。
さらに道具を必要とします。
コーヒーを入れる時は金属のフィルターで淹れること。
レンチプレスや金製フィルター、エスプレッソマシンなど、金属のフィルターで淹れると、これら貴重なコーヒーオイルが守られ、体内で働いてくれる。
コーヒーのパフォーマンスを最大限に発揮するためには金属のフィルターで淹れることとなっています。
コーヒーに含まれる油脂は強力な抗炎症性物質であり、酸化ストレスとDNAのダメージを防いでくれるのですが、金属フィルターでコーヒーを淹れることで体内でしっかりと働いてくれるようです。
仕組みはよくわかりませんが、金属フィルターで淹れたコーヒーは最大限のパフォーマンスを発揮するということなんでしょう。
コーヒーと材料の混ぜ方
コーヒーに加えるバターやオイルを、ただ混ぜるだけでなく、溶かし合わせることも大切だ。というのも、バターやオイルを溶かすとミセルという状態に分解され、脂肪をエネルギーに変換するようになるからだ。胆汁からも生成されるミセルだが、多ければ多いほど脂肪が使われやすくなる。つまり、バターをコーヒーにブレンドすることが、脂肪をエネルギー源とする体の働きを助けるのだ。
ミセルという状態?
もう意味がわかりませんが、とりあえずバターやオイルを溶かすととい表現がありますので、コーヒーにグラスフェッドバターとMCTオイルを溶かすという解釈で間違い無いと思います。
溶かすと言ってもスプーンで混ぜただけだと油がコーヒーの表面に浮いた状態になってしまうのでしっかりとブレンダーを使って混ぜるのが理想の状態です。
こちらが著者:デイヴ・アスプリー本人が出演している完全無欠コーヒーの作り方の動画になります。
英語ですので意味がわからなくても作り方は何となくわかると思います。
実際に作ってみた
それでは実際に作ってみることにします。
それにしてもここまで材料を揃えるのに一苦労です・・・。
まずはグラスフェッドバターとMCTオイルですが、こちらはセットになったものがAmazonで販売されていましたので購入しました。
初回ともあってグラスフェッドバターをキロ単位で購入することはできませんでした。
キロ単位で購入するとかなりお得になりますよ。
まぁ、まずは実践してみて毎日飲むようであればキロ単位で購入という流れがベストだと思います。
結構な値段しますからね・・・w
ではまずコーヒーを沸かしますが、金属製のフィルターはありませんでしたので毎日飲んでるコーヒーメーカーで普通に淹れました。
ないものはないので仕方ありません。
このバターを大さじ2杯分に切って入れます。
大さじ2杯分とは約25~26gになります。
こちらのバターは25gで切れるように線が引いてありますので非常に楽です。
このようにカットして2切れを投入します。
このバターだと10回作ると無くなります。
ちなみにコーヒー2杯分の換算ですので1杯分にすると20杯飲むことができます。
ブレンダーにバターとオイルを入れ、コーヒーを入れたらブレンダーのスイッチを押します。
よく混ざったら終了です。
こんな感じで出来上がります。
ミセル状態なのかわかりませんが、カフェラテみたいな泡ができます。
コップに移すとこんな感じです。
見た目は完全にカフェラテのよう。
味の方は
バターとオイルを混ぜたコーヒーって絶対に美味しくないよね?って思う人が大半ではないかと思います。
実際に僕もそう思いました。
だってバターとオイルですよ?今までの僕の思考回路では考えられないような事です。
まぁ、味は悪くてもこのバターを使い切るまでは、飲み続けようと思って作りましたので味には正直期待していませんでした。
飲めればいいかなくらいの感覚で。
いざ飲んでみると・・・
カフェラテのような感覚に陥りました。
ミルクのような違うような。
非常に柔らかい感覚に陥りました。
うわ、このコーヒー飲めないわ!ってなる人はコーヒー嫌いな人以外はほとんどいないんじゃないかなと思います。
それくらい美味しいです。
ギャップがありすぎたというのもあるかもしれませんけどね。
注意点
最後にちょっとした注意点をご紹介します。
実は多くのミキサーで耐熱性を持っているものは少ないと思います。
耐熱性がないとどうなるのか。
使い続けること3回目の時にミキサーの蓋が割れました。
割れたというよりは熱に耐えきれずにヒビが入りました。
これから完全無欠コーヒーを作ろうと思ってこの記事を読んでいるのであれば、ミキサーで蓋がプラスチックのものでブレンドするのはやめておいたほうが良いと思います。
さもないと蓋がひび割れてコーヒーを床にぶちまけることになります。
そこで登場するのがこのお方。
ハリオのクリーマーです。
要するに泡を作るものになります。
牛乳から泡のミルクを作るための機械のようですが、完全無欠コーヒーを作る際にもこちらが非常に便利です。
ミキサーって刃がありますが、こちらはありません。
コーヒーを混ぜるだけなのに刃は入りません。
さらに、洗うときもカップとクリーマーの先だけ洗えば良いのでミキサーよりもお手軽です。
作る時もこんな感じです。
クリーマーで混ぜるとこうなります。
しっかりと泡が立っていてミセル状態になっていると思われます。
飲み心地もミキサーを使用した時と同じです。
完全無欠コーヒー用であれば完全にこちらのクリーマーをお勧めします。
このクリーマーを使ってできるのがマグカップ1杯分までになりますので、一度に大量に作りたいときは面倒ですが、1人用ということであれば最強です。
1,500円と値段が安いのでコスパはかなり良いです。
終わりに
実際にこのコーヒーを飲み始めて体重は2週間で3.5kg落ちました。
このコーヒーだけの効果ではないと思いますが、体重が落ちたのは事実です。
朝に飲むと昼までお腹が空かずにエネルギッシュに活動することができます。
炭水化物を主食にしていたら昼前には必ずお腹が空いていましたので、結構驚く人も多いのかなとも思います。
クリーミーで美味しいし、これからも続けない理由がありません。
ただしちょっとお金がかかるということですが・・・。
今後も飲み続けていく予定ですので、今後も報告をしていければと思います。