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運動じゃない!食事を変えれば痩せる『最少の努力でやせる食事の科学』

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『最小の努力でやせる食事の科学』を読みました。

痩せると書いていますが、どうすれば引き締まった体を作ることができるかというところに重点が置かれているようです。

引き締まった体は運動ではなく、食事から作られるということが本書の主題となります。

なぜ痩せないのか。
その努力は無駄であるというところから話はスタートします。

そして、痩せるためにはどのような食事をとれば良いのか。というように話が展開していきます。

私は再び大学に通い、最新の栄養学を学びました。そして大学院で博士号(栄養科学博士)を取得しました。 世界中で発表されている膨大な論文を原語で読み(ありがたいことに、論文のほとんどは英語で執筆されています)、検証し、疑問点があるときは、論文執筆者に直接アポイントメントをとって世界中どこにでも足を運びました。 並行して、私は世界各地の食の歴史にも注目しました。長寿といわれている地域に行っては、古くから食べられている物を調査し、自分の食生活に取り入れてみました。

全くエビデンスのない情報も多々有りますが、本書は著者自体が自ら調査し、疑問点を解決するために論文著者に直接話を聞くなどの裏付けがあるようです。

信頼できる情報として、日々の食事に生かしていきたいと思います。

本書の痩せるための食事とは、栄養のあるローフードをたくさん摂取していれば、結果的に糖質を摂る量が減るので痩せるよってことです。

痩せるための無駄な努力

痩せようと思って努力していることが無駄だったなんて信じたくありませんよね。
しかし、正しい知識を持ち合わせていないとせっかくの努力も無駄になってしまうこともあります。
逆に言うと、太る原因になってしまうこともありますので、正しい知識は必ず持ち合わせておくべきです。

糖質制限

糖質制限はダイエットとしてかなり有効な手段です。
正しい糖質制限を行えば、そこまで苦労することなくダイエットをすることができます。

しかし、糖質制限もやみくもに糖質をただカットすれば良いというわけではありません。

糖質をカットするのであれば、その分しっかりと脂肪を摂取することが大切になります。

体のエネルギー源は糖質と脂肪です。
使われる順番でいうと、糖質→脂肪となります。

糖質をカットすれば必然的に脂肪をエネルギーにするのですが、糖質をカットしていますのでお腹が空きます。
脳も糖質が入ってこないので危機的状態と判断して「糖質を摂取せよ」という指令を体に送りだします。

そうなるとドカ食いや間食の原因となってしまいます。
それを防ぐためにも脂肪はしっかりと摂取しなければなりません。

脂肪を摂取するとお腹が満たされます。
朝に一杯の完全無欠コーヒーだけでお腹が空かなくなるのは、バターをとオイルを混ぜることでしっかりと脂肪を摂取しているからなんですね。

関連記事激やせすると噂の完全無欠コーヒーの作り方と効果とは?!

毎日長時間のランニング、筋トレ

毎日1時間以上のランニングや筋トレは無駄な努力だと言い張ります。
毎日ジムに通うような熱心な人に陥りやすい現象であるようです。

限界まで筋肉を使うと、脳は「ここまで筋肉を使うことがあるなら、次にこんなチャレンジがやってきたとき耐えられないと大変なので、筋肉の細胞を増やそう」と考えます。そして成長ホルモンを出して、筋肉を増やそうとするのです。

脳が体に成長ホルモンを出すように指令しなければなりません。
そうするためには限界値まで筋肉に負荷をかけなければならないのです。

ランニングするならインターバルトレーニング。
筋トレするなら高負荷を短時間。

というのが最適のようです。

間違った栄養学

僕たちが知っている栄養に関する知識も実は間違っているものが多々有ります。
栄養学の知識が最新の研究に基づいてひっくり返ることはよくあることのようです。

そのためエビデンスに基づいた知識を得るようにしましょう。

卵はコレステロールは上がらない

卵のコレステロールが体内の悪玉コレステロールを増やす原因になっているというのは完全な誤解だそうです。

ハーバード大学の研究によると、食べ物のコレステロールは分子が大きすぎて健康な象徴では吸収できないということがわかったようです。

卵を1日に2個食べようが3個食べようが健康に悪いという結果はないのです。

むしろ卵は栄養素の高い食べ物なので積極的に摂取した方が良い食材になります。

おやつはとった方が良い

お腹がすくとグレリンという訪問が活発になります。
このグレリンは食べろという指令を脳に送り出し、体は飢餓状態にあると勘違いして脂肪を溜め込みやすくなります。

グレリンを分泌させないためにもおやつは効果的なのです。

お相撲さんの食事は回数が少なく、ドカ食いなのでこのような結果になります。

おやつを食べた方が良いと言っても糖質はNGでタンパク質と脂質が良いです。

脂質とタンパク質を含みアンチエイジング効果も高いナッツがオススメです。

しかし、ナッツ類はカビ毒が発生しやすいので熱帯地域のものは避けること。そして、悪い油で加工されているものを避けるために油不使用のローストが良いです。

僕はこのナッツを1日に2袋くらい食べてます。
値段は少し割高な感じがしますが、ローフード感覚で食べることができ美味しいです。

痩せる食べ方

それでは本書で紹介されている痩せる食べ方をご紹介します。
基本的には糖質を少なくして痩せるという糖質制限ダイエットの方法をとっています。

① 生野菜をたくさん食べる

野菜に熱を加えると無くなってしまう栄養素が有りますし、その食材を分解する酵素も劣化してしまいます。

その食材を分解する酵素は、その食材に多く含まれており、熱を加えると劣化してしまいますので体に負担をかけることになります。

つまり食材は野菜に限らず、生の状態で食べることが一番ベストだと言います。

②いい油をきちんと摂る

細胞は細胞膜を通して栄養や酸素を得ています。
その細胞膜を作るのが油なのです。

つまり、よい油を摂らないとよい細胞膜は作れないということです。
ここでいうよい油とは酸化されていない油科学的に工されていない油です。

よい油と悪い油の詳細についてはこちらをご覧くさい。

関連記事よい油がパフォーマンスを変える!悪い油との違いとは『世界のエグゼクティブを変えた超一流の食事術』

なお、悪い油の代表がトランス脂肪酸が大量に含まれているファーストフードを1カ月だべ続けたらどうなるかという映画もありますので、興味がある方は見てみるとよいと思います。

実際に僕が見たのはかなり昔ですが、結構衝撃的な内容でした。

アルカリ性食品を毎食摂る

人間の体は酸性とアルカリ性の微妙なバランスをとっています。
体内のプラスイオンが多ければ酸性に、少なければアルカリ性になります。

体はこのバランスを保つために、プラスイオンが多ければマイナスイオンを作り出しますことになります。

肉、魚、卵、牛乳、乳製品、穀物、加工品……普段私たちが口にする食べ物のほとんどは酸性です。本来アルカリ性である野菜も、実は火を通すと酸性になってしまいます

僕たちが食べるものの多くは酸性なのです。

酸性ばっかり食べていると体がマイナスイオンを作り出すために、骨のカルシウムを利用します。
酸性ばっかり食べていると知らないうちに骨がスカスカになってしまったということも起こり得るというのです。

さらに、酸から体を守るために内臓周りに脂肪がついて体脂肪が増えやすくなってしまうのです。

アルカリ性の食材

  • 生の野菜
  • エクストラバージンオイル
  • くるみ
  • 海藻

エクストラバージンオイルをかけた葉野菜のサラダは、手っ取り早くアルカリ性食品を摂取できるのでオススメとのことです。

終わりに

糖質制限をすることで痩せるということは周知の事実ですが、本書は厳しい糖質制限の内容ではありません。

炭水化物も毎食握りこぶし1つならオッケーという結構ゆるい感じです。

健康的でありながら痩せていくことを目標にしています。
糖質を減らしすぎると健康的にデメリットも大きくなりますので、通常よりも意識的に少なくするというくらいで良いのかなと思います。

ローフードの酵素の話とアルカリ性食品の話は大変参考になりました。

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