ランニング

膝負担が少ないビブラムのファイブフィンガーズV-Runでランニングしてみた感想

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ビブラムのファイブフィンガーズのV-Runを購入したので、早速ランニングしてみました。
それにしても売っている店が少ないですね。
Amazon等でも購入出来るのですが、サイズ感が全くわかりませんでしたので店舗に行って購入することにしました。
ちなみに店舗で購入してもAmazonで購入しても値段は全く同じでした。

靴はやっぱり試着してみるに限ります。

というわけでビブラムのファイブフィンガーズのV-Runを使用してみた感想を述べてみたいと思います。

購入した理由

雑誌等で結構前から存在自体は知っていたものの、購入に至るというところまでは来ませんでした。
履いてみたいなという程度のものでした。

しかし、ランニングを本格的に始めたということもあり、ついに購入に至りました。
多分ランニングをしている人は一度はたどりつくのではないかと思うくらい有名なシューズでもあります。
当時ランニングというより、運動自体をしていなかった僕でも知っているくらいですから。

でもやっぱり、メリットがないと購入には至りません。
結構いい値段しますから、メリットがあって初めて購入するという流れになるはずです。

もちろんメリットも調べてきました。

  • 膝に負担がかからない(かかと着地にならないため)
  • 猫背等の姿勢が治る(らしい)
  • 足裏に刺激を加えることができる
  • 歩き方が良くなる(らしい)

というメリットがあります。
僕は猫背であり、踵の外側がすり減るタイプの歩き方をしていますので、非常に膝へ負担をかけて歩いています。
ファイブフィンガーズを履いて走るだけで、フォアフットランに自然となるというのでこれは買わずには入られません。

これを履いてランニングするだけ膝負担が少なくなるということで、もうそれだけで魅力的です。

それを考えたら買わずにはいられなくなり、迷うことなく購入へ至りました。

金額にして2万円弱・・・

結構辛かった・・・

外観

非常に軽いシューズです。
普通のシューズに比べてソールが薄いので、重さもその分軽減されています。

ソールの薄さには結構びっくりすると思います。
僕が購入したV-Runは外で使用する用に作られていますので、少々の衝撃にも耐えられるように少しのソールはありますが、室内用と説明を受けたKSO EVOのソールはかなり薄かったです。

野外で履いたら怪我するんじゃない?ってくらい薄いです。

こちらのV-Runも普段履いている靴よりは限りなくソールは薄いので、ボコボコの道等で走るというのであればもう少しソールの厚いSPORTとかの方が良いのかなとも思ったり。

そんな中、僕はランニングに特化しているV-Runを購入。

後ろから見たらこんな感じです。
グリップはしっかり付いているのでかなり滑りにくい構造になっています。

自然とフォアフットランになりますので、かかとのすり減りはかなり少なくなるはずです。

通気性もよく非常に軽いです。
普段履きにも使えると思います。

ただし、ソールが薄いのでデコボコしているところは避けた方が良いのかなと思います。
あとは見た目の問題ですね。
この見た目は好き嫌いが分かれるところだと思います。

種類によっては他にも奇抜な色もありますし選択の余地は結構ありますが、やはり好き嫌いが分かれるところではないかと思います。

サイズ感としては一回り大きいサイズを購入しました。
五本指全てのサイズを合わせなければならないし、ランニングしている時にギリギリのサイズだと一定の指に負担をかけるのではないかという考えからも一回り大きいサイズを購入しました。

走ってみてもジャストサイズを購入するよりも一回り大きなサイズを購入して正解だったと思います。

実際に走ってみた感想

実際にビブラムのシューズを履いてランニングをしてみた感想と思うことを述べていきたいと思います。

筋肉痛の巻

多くの方が言っているように履き始めは、長い距離を走ることは絶対やめた方が良いです。
普段からフォアフットで走っている人ならばそこまで問題はないと思いますが、かかと着地走法で走っている人にとってはふくらはぎへの負担が半端ないです。

僕は2キロほど走った時にふくらはぎが悲鳴をあげました。
もうね、無理。

ここ10年以上まともに運動していなかったということもありますが、ふくらはぎへの負担が尋常じゃありません。
走っていてわかります。

指の付け根で着地する感じなので、衝撃は常にふくらはぎが吸収します。
膝への負担をかけない代わりにふくらはぎがショックを吸収するのです。

あとり
うん、無理でした。

2日目から3日目にかけてふくらはぎの筋肉痛がヤバいことになりました。
まともに歩けないとはこのことか・・・。

とにかくふくらはぎがパンパンになり、生活に支障が出るくらいの筋肉痛に陥りました。
徐々に距離を上げていくという方法をとるのが正解と思います。

実はふくらはぎと同時にアキレス腱にも大きな負担がかかっていると思われます。
痛いというほどではないですが、ピンと張って負荷がかかっている感じがものすごい伝わってきます。

ファアフット走法になり、膝への負担が減ってふくらはぎとアキレス腱で負担を吸収してるような感じになります。

膝への負担がかかることもある

本来、フォアフットで走っていればショックはふくらはぎが受け止めますので膝への負担は少なくなります。
しかし、僕はビブラムのファイブフィンガーズを履いてから膝を痛めました。
理由は至って簡単です。

ファイブフィンガーズで走りすぎて痛めたふくらはぎやアキレス腱をかばいながら走っていた。

いやいや意味がわからない。
という人が大勢だと思います。

そう、僕はあまりにも筋力がなさすぎてふくらはぎが早めに離脱しました。
そして、その後はソールの薄いビブラムでふくらはぎやアキレス腱を守るような走り方をしていていました。

もう、完全にダメなパターンです。
ふくらはぎが悲鳴をあげた瞬間にやめておけば良いものの、その後何日も同じことを繰り返して膝を痛めました。

踵のソールが非常に薄いため、フォアフットで走らないと普通のシューズに比べてかなりの衝撃が膝にくるはずです。
こんなことしていたら本当に膝壊してしまいそうです。

走りたいという気持ちと意地。

完全にダメなやつです。

徐々に慣らしていくということが本当に大切だと思います。
少しでも違和感を感じたらすぐにやめるということが大切です。

全体的な感想として

全体的な感想として、購入してとても満足しています。
素足に近い感覚というかほとんど素足に近いといった方が良いかもしれません。

靴とは圧倒的に違う感覚を味わうことができます。

使用してみて1週間ほどということもあり、何かが大幅に改善されたということはありません。
むしろ逆に膝を痛めてしまったほどです。

ファイブフィンガーズを履いて走ると、普段使われていなかったふくらはぎの筋肉が異常なほどに使われます。
膝の代わりにふくらはぎが体重の3倍近い衝撃を吸収してくれるようになることは非常に良いことですが、それができるようになるためには筋力が必要です。
使用してすぐに筋力がつくわけでもないので、長期間使用して初めて良さが実感できるものではないかと思います。

しかし、ふくらはぎがすぐに筋肉痛になるので効果があるということはすぐにわかります。

他にもファイブフィンガーズのメリットはありますが、やはり長期間使用して初めて実感できるものだと思います。

ビブラムUSAは、5本指シューズを履けば筋肉が鍛えられてけがを予防できるという根拠ない宣伝文句で提訴されています。
確かに履くだけで筋肉が鍛えられ怪我予防になるとは言い難いところはありますけどね。

僕は購入してよかったと思っていますし、これからも履き続けると思います。
ただ、写真からもわかるように通気性がとても良いので冬場はかなり寒いと思います。
5本指ソックス必須になること間違いなしです。
ちなみに僕は夏なので素足で履いています。

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